子どもが「パスワードを変えた」「自分の指紋認証を追加した」 国民生活センターによると、小中高校生のオンラインゲームの課金に関する2022年度の相談件数は4024件で、過去最高。相談金額の平均は約33万円と高額だった。 そのうえ2023年度は、前年を上回るペースだ。特に、スマホやタブレット端末での小中学生男子の相談が目立つ(全体の約8割)。 代表的な事例を紹介すると――。 【事例1】 私のスマホに、アプリストア運営事業者からオンラインゲームへの課金約9万円を知らせるメールが複数届いた。 その日、車で移動中、小学生の娘にねだられてスマホを貸すと、ゲームをしていた。普段のように、無料で遊んでいると思っていた。 私のアカウントにはクレジットカードを登録しているが、娘はパスワードを知らないはずだ。それなのになぜ課金できたのか。 娘に聞くと、「どうして課金できたのかは分からないが、パスワードを変えるこ
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