ギリシャの首都アテネの教会で、ギリシャ正教のイースター(復活祭)関連の礼拝を行う信者ら(2017年4月14日撮影)。(c)LOUISA GOULIAMAKI / AFP 【3月8日 AFP】新型コロナウイルスへの感染が拡大しているギリシャで、正教のイースター(Easter、復活祭)を4月に控え、強い影響力を持つ正教会と医師団体が衝突している。 【写真】 「新型コロナウイルス形」イースターエッグ ギリシャの公衆衛生当局EODYは7日、新たに21人の感染が確認されたと発表。国内の感染者は計66人となった。高齢男性1人が急性肺炎で入院している他、22人が現在治療を受けている。 ギリシャでの感染例の大半は、先月イスラエルとエジプトの聖地を巡礼してきた一つのグループに集中している。 しかし、正教会側は例年通りに礼拝を行うとの立場を固守している。感染者が集中している地域の一つ、パトラ(Patras)の