2016 年 4 号(通号 39 号) NDL 書誌情報ニュースレター 目 次 2017 年 4 月から『日本十進分類法』新訂 10 版(NDC10 版)を適用します (収集・書誌調整課 書誌調整係) 1 日本十進分類法(NDC)の歴史 前編 (総務部 企画課 髙橋良平) 3 世界図書館・情報会議(第 82 回 IFLA 大会)と VIAF 評議会会議に参加しました (収集・書誌調整課 津田深雪) 12 コラム:書誌データ利活用(10)―利活用事例の紹介 (収集・書誌調整課 吉村風) 20 おしらせ:国立国会図書館典拠データ検索・提供サービス(Web NDL Authorities)の 英語版の拡充・改善 (収集・書誌調整課 書誌調整係) 24 掲載情報紹介 25 ISSN 1882-0468 ISSN-L 1882-0468 NDL 書誌情報ニュースレター2016 年 4 号(通号 39
現在、移転に向け準備を進めている「旅の図書館」は、“観光の研究と実務に役立つ図書館”を目指しています。その実現のための取り組みの一つとして構築した観光研究資料の独自分類から、その効用や近年の観光研究の傾向の一部をご紹介します。 観光研究図書をいかに分類するか? 図書館は、図書をはじめとする煩雑で膨大な資料を一定のルールで分類管理し、利用者に提供する仕組みをもつことから、「図書館はシステムである」ともいわれます。そして、これらの資料を体系的に管理する上で欠かせないのが「日本十進分類法(NDC)」です。NDCは、分類記号に「0」から「9」のアラビア数字のみを用いて、第一次区分(大分類)、第二次区分(中分類)、第三次区分(細分類)へと順次10ずつの項目に細分していく分類方法です。11とか12の分類ではなく、10ずつの分類とすることで数字に意味をもたせ極めてシンプルに体系的な分類を可能にしています
パソコンの本には、分類が007など、0から始まるものと、547など、5から始まるものの2種類があり、混乱した。 コンピューター関係の本は、どのような基準で0から始まるものと、5から始まるものに分けられているのか。 図書館へ行き、0から始まる書棚と5から始まる書棚を調べたが、何回も行き来して困った。 福井県立図書館では、本を並べる分類として「日本十進分類法 8版」を採用している。 「日本十進分類法 8版」では、「007」は「情報科学」を意味し、「007」の下位分類の「007.6:データ処理」に、プログラミングやソフトウェア関連資料の多くが収められている。 「547」は「通信工学」を意味し、「547」の下位分類「547.4:データ通信」に、HTMLなどのホームページやウェブデザイン関連資料が収められている。 つまり、コンピュータ関係資料は、基本的には、ネットワーク関連は「5」へ、それ以外は「0
ここ数日、ニセ科学の本をどう分類するかについてはてなブックマークで話題になったので、それに関して書いておく。 前提として まず、図書館の分類は主題の正誤や善悪の価値判断を示すためのものではない*1。科学的に正しいかどうかによって分類を「自然科学」からはずすかどうかを決めたりはしない。 そうした判断を取り入れると、政治・思想・宗教あるいは科学的な異論を含め、無数の介入、バイアスの存在を許すことになるからだ。図書館ではID論の図書をキリスト教に分類せず、進化論の本として分類するし、偽史資料に基づいた歴史本もフィクションではなく歴史に分類している。ニセ科学の本だから自然科学の分類ではない分類にする、という単純な判断はしないし、すべきではない。 しかし、分類を検討しなければならない場合はある。 判断をする例 図書館が全く内容の判断をできない・しないというわけではない。何かを偽装したものに関しては、
It is often explained in textbooks that the synthetic expression method (synthesis ofnotation by auxiliary tables or other parts of the schedule) of the Dewey Decimal Classification(DDC) is a device for treating complex subjects. However, such an explanation is wrong andbased upon a confusion of the “synthetic expression method” for notation system with the“analytico-synthetic procedure” for subje
受講の申し込み方法は、各研修のページをご参照ください。 NII教育研修事業のお申し込みの一部で「研修申込システム」を利用し、インターネット上から行っていただいております。申込から受講までの詳しい流れは「申込から受講まで」ページ、利用の詳細は、「研修申込システム利用手順」ページをご覧ください。
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