![北米日本研究資料調整協議会(NCC)と国文学研究資料館(国文研)、北米の研究機関が所蔵する日本語の古典籍資料のデジタル化に向けた助成プロジェクトを開始](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7cab7903e416b2fdf7371adec7e411f5c8034d8a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcurrent.ndl.go.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2022%2F09%2FOGP.png)
教育現場への古典籍無償貸出プロジェクト「和本バンク」 同志社大学古典教材開発研究センター・加藤弓枝(かとうゆみえ) 同志社大学古典教材開発研究センター(以下「センター」)では,2021年11月に,有志から明治時代以前の和本(日本の伝統的な装訂で作られた書物)を募り,寄贈された書物を授業での使用を検討している小学校・中学校・高等学校・高等専門学校の教員へ無償で貸し出す「和本バンク」のプロジェクトを試行的に開始した。本稿では,取り組みの背景・経緯,今後の展望等について紹介する。 ●「和本バンク」開始の背景と目的 「和本バンク」の取り組みは,2021年度日本近世文学会春季大会のシンポジウムにおいて山田和人センター長の「古典教育に学会は何ができるか」という発表で呼びかけを行ったことを契機として始まった。 センター長の「子どもが古典籍に触れる経験は教育的効果が高く,雑本・端本でもその効果は薄まらない
ロックバンドのメンバーがツイッターで「漢文の授業ってまだあるの?」からはじまる漢文不要論を投稿し、賛否両論の反響が続々。すかさず反応したのが、国語・漢文関係の名門出版社「明治書院」。社長や編集者などにお話を聞いてきました。 国文学・漢文学の名門「明治書院」 老舗出版社と聞くと、書店街・古書店である神保町やお茶の水にあるのかなと思ったら、なぜか大久保。南に行けば歌舞伎町、北に行けば大久保コリアンタウンという、多様性のるつぼのような立地です。明治書院は1896年に神田錦町で創業し、今から15年前にこの地に移転してきたそうです。 私が明治書院に興味を持ったのは、中国古典のひとつである『易経(えききょう)』を学んでいるから。その延長で、ほ~んの少しだけ『論語』も読みます。学生時代は好きでも嫌いでもなかった漢文。あるきっかけで読みはじめ、「大人になって読む漢文はしみじみいいものだ」と感じています。だ
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