部下を4パターンに分ける、状況対応型リーダーシップ 井上和幸氏(以下、井上):『リーダーのように組織で働く』の中で小杉さんはリーダーシップの2つの変化を紹介されていて、その紹介の仕方がすごく興味深かったんですよ。 1つは足元の、チーム単位みたいなところで、いろんなキャラクターがいいよね、という話。あと、会社のステージが変わる時にリーダーシップスタイルが変わるよね、という2つを紹介されていましたが、それはみなさんにすごく参考になるのかなと思って。 小杉俊哉氏(以下、小杉):ありがとうございます。全社で、あるいはチーム内で、メンバーによって自分のスタイルを使い分ける。これは研修でも長年いろんなところで使われているもので、ポール・ハーシーとケン・ブランチャードの提唱した状況対応型=シチュエーショナルリーダーシップ(SL)といいます。 自分の部下を4パターンに分けて、スキルとやる気のマトリックスで