人目が気になったり、怖いと思ったりする人は多いでしょう。「人目なんて気にするな」といわれても、気にしないようにしようと意識することがかえってとらわれとなって、いよいよ人目が気になってしまいます。 人目というのは、いい換えれば「人が下す評価」でもあります。人からどう評価されるかということには、当然、よく評価されることも含まれるはずですが、私たちが気にしがちなのは「よく評価されないこと」についてです。今回は、この「人目」や「人の評価」をどう受け止めていくべきかを考えて行きたいと思います。 横断歩道を渡る時、車に乗っている人が自分をじろじろ見るのがいやだという人がいました。たしかに運転手が横断歩道を渡る歩行者を見ることはあるでしょうが、じろじろと見るわけではありません。信号が変わり車が交差点を渡りきった頃には、横断歩道を渡っていた人のことなどすっかり忘れているでしょう。 また、人前でうまく話せず
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