化粧品大手DHCの吉田嘉明会長が、自社サイトに在日朝鮮人に対する差別的な文章を掲載し、ツイッターなどで批判が相次いだ。報道対策アドバイザーの窪田順生氏は「この文章ではライバル企業のサントリーについても批判している。サントリーはコメントを差し控えるとしているが、その対応にはひとつだけ問題がある」という――。 DHC吉田会長“予備軍”は山ほどいる 2020年末、DHCの吉田嘉明会長の「差別的文章」が炎上した。 公式オンラインショップに掲載された文章が、在日朝鮮人への差別的な表現を含んでいるとして批判を浴び、SNSでは「#差別企業DHCの商品は買いません」といった不買運動が呼びかけられたのである。 いまとなっては「ああ、そんなこともあったね」と思われるかもしれないが、実はあの騒動を見て「ウチもやばいかも」と肝を冷やした人たちがたくさんいた。企業広報の皆さんである。 吉田会長に限らず、創業社長とい
![「DHC会長の差別発言」にサントリーがやってしまった"たったひとつの間違い" 「同じ土俵」に上がってはいけない](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a272d9ba6c615ed9eaac5c83977f7141fdfbb154/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fpresident.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fe%2F8%2F1200wm%2Fimg_e8ba32e9de02fd41509a6e2879190b091012049.jpg)