ソウルの日本大使館前が「慰安婦記念像」のため反日集会・デモで盛況だ。慰安婦支援の“水曜デモ”に毎週、押しかけるほか、各種の反日デモが毎日のように行われている。夏休みシーズンともなると小中高生はもちろん、韓国でもてはやされる“良心的日本人”まで遠征してきて一緒に反日を叫んでいる。 法律では外国公館周辺100メートル以内は集会・デモ禁止のはずだが、米大使館はちゃんと守られているのに日本大使館だけは守ってくれない。警備当局に聞くと、日本大使館前は記者会見との触れ込みなので黙認だという。冗談じゃない。数百人が押しかけ、歌や踊り、日本非難の歓声を上げて記者会見もないだろう。 慰安婦記念像自体が地元当局の許可がない不法設置物で、しかも外国公館前だから国際条約違反の疑いさえある。ところがこんなに法律が守られない韓国だが、日本大使館の建て替え計画には法律をタテに厳しい。周囲にはすでに20階建てのビジネスビ