1月5日から8日にかけて米国ラスベガスで開催された「CES 2017」で大きな話題となったのが、パナソニックとソニーが発表した有機EL大画面4Kテレビ。どちらもLGディスプレイが供給するWRGBカラーフィルター方式の最新パネルを用いたモデルで、パナソニックの65V型は欧州向け、ソニーの55/65/77V型は北米での販売が先行するようだが、両社の関係者はともにわが国での展開を明言しており、今年年央までには国内市場への投入が見込まれる。 一方、CESへの参加を見送った東芝映像ソリューションが、 1月11日にいち早く有機EL大画面4Kテレビを発表した(発売は3月上旬予定)。本サイトでも紹介されている通り、55V型と65V型の2モデル展開となる「X910」シリーズだ。昨年末から何度かX910の画質を確認する機会があったので、まだ発売前ではあるが、今月はそのインプレッションを記したいと思う。 東芝が