中国では北部の広い範囲で大規模な黄砂が発生し、首都・北京でも、飛来した砂で視界が悪い状態となっていて、中国の気象当局は、過去10年で最大規模だとしています。 中国の気象当局によりますと、寒気の影響で、14日から15日朝にかけて、隣国のモンゴルなどで巻き上げられた砂が拡散し、中国北部の広い範囲で、黄砂が発生しました。 首都・北京でも、15日午前、街全体が黄色くかすみ、市民たちがマスクをして歩く姿や自動車がライトをつけて走る様子が見られました。 北京市の50代の男性は「きょうの空気はちょっと、ひどいですね。もともとこういう天気はありましたが、ここ最近では少なかったので、気分がよくないですね」と話していました。 中国の気象当局は、今回の黄砂について中国北部では、過去10年で最大の規模だとして、なるべく外出を控えるよう呼びかけています。 当初、複数の中国メディアは、北京にある2つの空港で400を超
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