千葉県は21日、松戸市を中心に麻疹(はしか)の患者が増えていると発表した。県疾病対策課によると、7月22日から今月20日までで、松戸保健所管内の患者計10人が報告された。1人を除いて予防接種歴がなかったという。 はしかは、発熱や鼻水などの風邪に似た症状の後、高熱と発疹が現れ、空気感染もする。同課は感染拡大を防ぐために、はしかが疑われる症状が現れた場合は、医療機関にすぐ受診するのではなく、かかりつけ医に電話し、指示に従うよう呼びかけている。 <アピタル:ニュース・フォーカス・その他> http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/