明日(というか日付的には今日)、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』の二回目を見に行くので、すて6とかを駆使してTV版エヴァンゲリオンを見返していたのだが(今のところ4話まで。スペイン語字幕付き(笑))、新劇場版よりも断然面白くてめっちゃ絶望した。 まず、これは新劇場版を見てからだとよくわかることなのだが、TV版は実によくTVという形式でアニメを作るという制約をすごくうまく利用している。TVならば時間は三十分ずつで、OPがあってそして話のタイトルがあって、CMにはいるときのアイキャッチがあって、キリのいいところでいいところで話を終わらせて「つづく」とエンドマークをつける、というような制約があるわけだが、TV版エヴァはそこらへんの形式的な制約を見事に作品の演出へと送り返している。例えば、極太明朝で表される「第×話○○」みたいなやつは場面と場面を区切るよい句読点になっていて、見る側は非常にテンポよ