(副立会人である飯田六段が司会を務め羽生棋聖、豊島七段、井上九段によるコンピュータ将棋ソフトをテーマにしたトークショーが開催された) 飯田「私は二十数年前に森内さんに新人王戦で負けて、プレーヤーとは違う方向に進みましたが、コンピュータ将棋の研究をいささかしております。できれば名人に勝てるような将棋ソフトの開発をと考えています。私がコンピュータ将棋にいま一番注目している技術的なことは投了です。 いきなりハイレベルになりますが、コンピュータは投了が分からないんです。1997年にディープブルーがカスパロフに勝ちましたが、操作する人の隣に電話が置いてあったのをご存知ですか?ご存知ないと思いますが、なぜあったかというと、投了ができなかったからなんです。投了できないから連絡用に置いてあったのです。 というように、世界チャンピオンに勝つほどの力がありながら投了の時期が分からなかった。 これについて、先生
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