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ブックマーク / tasukumizuno.hatenablog.com (3)

  • ステラ・マッカートニー事件判決について原告代理人が思うこと - 水野祐(@TasukuMizuno)のブログ

    原告代理人を務めたステラ・マッカートニー事件が3年近くの時を経て、原告敗訴で確定し、終結した。 来、敗訴した側の代理人弁護士に語る言葉などない。 しかし、日経アーキテクチャに掲載された下記記事(有料記事)に対して様々な意見が集まっていることや、件は当初から社会に問題提起をするために始まった訴訟であるから(法律論としては敗訴する可能性も相当程度あることを見越していたから)、原告代理人の一人として少しだけ言葉を足すことをお許しいただきたい。 kenplatz.nikkeibp.co.jp 原告設計が表現ではなく、アイデアであるとされた点について 件の争点は、原告による設計資料(上記記事のなかでその一部が確認できる)および模型から成る原告設計が著作物に該当するか否かに集約される。 著作物性は、①(アイデアではなく)具体的な表現であり、かつ、②(ありふれた表現といえず)創作性を有する場合に認

    ステラ・マッカートニー事件判決について原告代理人が思うこと - 水野祐(@TasukuMizuno)のブログ
    BigHopeClasic
    BigHopeClasic 2017/11/09
    この件、なんで竹中がここまで頑なに照井の関与を否定したがったのか、なんで施主が照井案を気に入ったのに竹中に対してこのようなふるまいを許したのかがわからない。
  • 『シン・ゴジラ』は製作委員会方式を終わらせるのか? - 水野祐(@TasukuMizuno)のブログ

    www.shin-godzilla.jp 先週土曜に遅ればせながら『シン・ゴジラ』を観てきた。 ※以下、若干ネタバレになる可能性があるので、まだ観ていない方は観てからご覧いただいたほうがよいかもです。 いつものごとく、前情報を極力入れずに、久しぶりの日映画の大作を大いに楽しんだわけだが、あれだけの作品を観せられた後にエンドロールの最後で驚いた。 「©2016 TOHO CO., LTD.」 何に驚いたのかわからないかもしれないが、このクレジットから、『シン・ゴジラ』が日の商業映画の99%を占めるという、いわゆる「製作委員会方式」ではなく、東宝の単独出資で製作された、ということがわかり、愕然としたわけである(製作プロダクションは東宝映画とシネバザール)。 「製作委員会方式」とは、例えば、映画会社、ビデオメーカー、テレビ局、出版社、広告代理店……等々、業界各社が製作費(または買い付け費)を

    『シン・ゴジラ』は製作委員会方式を終わらせるのか? - 水野祐(@TasukuMizuno)のブログ
    BigHopeClasic
    BigHopeClasic 2016/08/09
    さすがの水野弁護士。
  • ブラード・ラインズ事件 -音楽の著作権とコモンズの危機 - 水野祐(@TasukuMizuno)のブログ

    Mark Ronson「Uptown Funk」と権利主張者の増加 雑誌「ミュージック・マガジン」2016年1月号(特集ベスト・アルバム2015)に気になる記事があった。長谷川町蔵氏による記事で、マーク・ロンソンがブルーノ・マーズをヴォーカルに迎えた2015年の大ヒット曲「アップタウン・ファンク」について、楽曲の著作権に関するクレジットが当初4名だったのが、その後権利を主張する者が次々と現れ、最終的には11名にまで増加したという内容である。同氏は、このような経緯に触れ、ポップ・ミュージックの引用と共有の歴史に警鐘を鳴らしている。 www.youtube.com "Blurred Lines"事件 同記事において、このような事態を招くきっかけとなっていると指摘されているのが、ロビン・シック(Robin Thicke)とファレル・ウィリアムスによるヒット曲「ブラード・ラインズ(Blurred

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