これによれば、「MetaOS=Taos」であり、その実態はMicrosoft 365でくくられるWebアプリケーション群を統括するプラットフォーム的なものだという。「OS」という名称こそ付いているものの、実際には多くがイメージするような低層レイヤーをカバーする制御ソフトウェアではなく、既に存在するMicrosoftのクラウド環境の上に、それら技術を組み合わせてサービスを提供するための追加レイヤー(あるいは上層レイヤー)に位置する仕組みのようだ。 一般に、IaaSやPaaSなどのようにアプリケーションやシステムが稼働する“箱”を用意するクラウドサービスがある一方で、SaaSでは構築されたソフトウェアそのものをサービスとして提供する完結型のプラットフォームとなっている。Azureが前者だとすれば、Microsoft 365はSaaSであり、この自己完結レイヤーで提供されるサービス群をより汎用(