羽田空港滑走路で起きた日本航空(JAL)の衝突事故。埼玉県に住む30代の鈴木浩一さん=仮名=も乗客の1人だった。客室乗務員の指示に従い、脱出用シューターをすべり降りた後、安堵の思いがこみ上げた。「命が助かって良かった」。一方で、身の安全が確保されたことを自覚した時、ぼんやりと思った。「荷物はどうなるんだろう」 【動画】わずか約10秒の間に…子どもとみられる人を含む9人が滑り降り 1月2日の事故では、炎上する機体のショッキングな映像とともに、乗客乗員379人が全員無事だったことで世界中に驚きを与えた。ただ、着の身着のままで空港に留め置かれた乗客は、その後どうしたのだろう。貨物室に残された荷物約200個や、機内に持ち込んで収納棚にしまった手荷物の中には、乗客にとって大切なものもあったはず。荷物の返還や補償はどう進むのか。北海道旅行の帰りに巻き込まれた鈴木さんに、未曽有の航空事故の一部始終と「そ
これまでは保健所が主体的になって陽性者の健康観察をおこなっていましたが、軽症者が自宅療養する場合のサポートとして、各自治体が「陽性者登録センター」を含めた「健康フォローアップセンター」を9月26日から一斉に稼働させます。この概要と、療養証明書や入院給付金がどうなるかについても解説します。 軽症者向けセンター9月26日から新型コロナ感染者の全数把握を見直し、全国一律で届け出を簡略化することが決定されています。具体的には、①65歳以上の方、②重症化リスクがあり治療薬の投与等が必要と医師が判断する方、③入院を要する方、④妊婦、の4類型に届け出が限定されます。 「陽性者登録センター」を含めた「健康フォローアップセンター」は、届け出対象外となるリスクの低い陽性者を支援する仕組みです(図1)。自治体に1つ設置されます。名称は統一されていないので、各自治体で「陽性になった場合」というページを見ていただく
入園者数の上限引き下げはオリエンタルランドの戦略の大きな転換点。パークは今後どう成長するのか(記者撮影) 東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドは歴史的な転換点を迎えている。ゲストのパーク体験の質を向上させるため、「1日当たりの入園者数の上限をコロナ禍前より引き下げる」方針を明らかにしたのだ。 東京ディズニーランド開業から39年、パークに投資をして入園者数を増やすことで収益を拡大し、さらに投資を進めるサイクルを繰り返してきた。だが、コロナ禍でゲストの満足度が向上したこともあり、より高付加価値型のリゾートへと舵を切る。 【図表】入園者数制限でグッズや飲食の売り上げが伸びた 今後のリゾートをどう成長させるか。2021年6月に就任した吉田謙次社長を直撃した。 ――コロナ禍では2020年2月末から6月末まで4カ月間の休園があり、その後も大幅な制限の下で営業してきました。どんな苦労があり
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