僕は写真集を買う。 今まで買ったのは、矢口真里、辻希美、松浦亜弥、道重さゆみ、矢島舞美、嗣永桃子。ほか、グループの写真集もたくさん買っている。 それでいて、そもそも僕は写真集というものがよく分からない。なんで買うのかなあ。これは、ライブになんで行くのかなあ、と同じ疑問だろうか。 2002年あたりから、ハロプロのメンバーが写真集を出すようになって、それもまあ、水着ショットを含むものが当然のように売られるようになって、僕は当時大きな違和感を感じたことを記憶している。水着なんか着なくても十分魅力的だ、というよりは、水着を着てはいけない、というような感覚か。それまで、モーニング娘。は明らかに物語で勝負していた。例えば「うたばん」が面白かった時代というのが、モーニング娘。の物語性が力を持っていた時期だと言える。 それに対して、アイドルの身体性を露わにして我々に提供する写真集というのは、我々の物語る能
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