秋山ホークス1期生の「秋山2世」が、トリプル3と宙返りも受け継ぐ。ソフトバンク2位の鎮西・立岡宗一郎外野手(18)は、熊本市内の同校で会見に臨み「守備、走塁が自分の売り。打撃も鍛えて、スピードあふれる選手になりたい」と、相思相愛の指名に笑みを見せた。同校野球部の江上寛恭監督(41)は「3割30本塁打30盗塁ができる、スケールの大きな選手になってほしい。まず、宙返りの練習をさせる」と、ハッパをかけた。同じ熊本県出身の秋山監督の偉業とパフォーマンス継承という、高い目標を設定された立岡は、笑みを絶やさず、うなずいた。 保育園時代から福岡ドーム(当時)のネット裏に通った立岡が、選手として福岡ヤフードームでプレーする夢の入り口に立った。前夜(29日)日本ハムに指名される夢を見た立岡は「外れ1位で名前が呼ばれなくて、ソフトバンクの2位の時は祈るような気持ちだった」と、正夢にならずホッとした表情。ダイエ