ソフトバンクは8日、前1軍ヘッドコーチ兼内野守備・走塁コーチの森脇浩司氏(49)が、編成アドバイザーとして顧問契約(8日付)を結んだと発表した。森脇前コーチは昨年オフの11月25日に大石ヘッドコーチ就任とともに、電撃の退団発表。秋季キャンプ指導後に異例の退団となった。遅すぎるタイミングに森脇氏も戸惑いを隠せず、その1カ月後にも、あらためて事情説明を求め球団事務所を訪れていた。 王会長は森脇氏のチーム復帰について「ユニホームは無理だけど、長年の視点がある。うちだけでなくいろんなチームも知っているし、また一から(人材を探す)というのも難しい。総力を挙げてチームを支えていこうということだからね」と説明。王会長が胃の全摘出手術を受けた間は監督代行を務めるなど、23年間チームを支え続けた功労者が再び戻ってきた。ユニホームではなくフロントとしての「復帰」だが、本多も「むちゃくちゃうれしい」と喜んでいた