古巣をピタリ追走だ。ロッテは先発ジェイソン・スタンリッジ投手(37)が日本ハム打線を6回2/3を7安打1失点。強風の中、毎回走者を背負ったが、味方の適時失策による最少失点で踏ん張った。今季2勝目で、昨季まで在籍した首位ソフトバンクを0・5ゲーム、上回った。勝率で2位のままだが、チームの貯金は今季最多7。4月終了時の貯金7は、日本一に上り詰めた10年以来の快進撃だ。 スタンリッジは仲間を信じていた。「ブルペンは、みんな良い仕事をしてくれる」。5-0の7回2死一、三塁で日本ハム田中賢に二ゴロを打たせたが、ナバーロが捕り切れず、ついに失点。頭を下げるナバーロに「大丈夫だ」とばかり手を上げ、マウンドを去った。後を託した益田が1球で中田を仕留めると、ベンチ最前列で出迎えてハグした。 酷な環境だった。秒速10メートルを超すマリンの風に、たびたびバランスを崩す。それでも「気にせず投げた」と泣き言はなし。

