BLOGに関するBuchicatのブックマーク (19)

  • カマキリを操るハリガネムシ遺伝子の驚くべき由来

    理化学研究所(理研)生命機能科学研究センター 染色体分配研究チームの三品 達平 基礎科学特別研究員(研究当時、現 客員研究員)、京都大学 生態学研究センターの佐藤 拓哉 准教授、国立台湾大学の邱 名鍾 助教、大阪医科薬科大学 医学部の橋口 康之 講師(研究当時)、神戸大学 理学研究科の佐倉 緑 准教授、岡田 龍一 学術研究員、東京農業大学 農学部の佐々木 剛 教授、福井県立大学 海洋生物資源学部の武島 弘彦 客員研究員らの国際共同研究グループは、ハリガネムシのゲノムにカマキリ由来と考えられる大量の遺伝子を発見し、この大規模な遺伝子水平伝播[1]がハリガネムシによるカマキリの行動改変(宿主操作[2])の成立に関与している可能性を示しました。 研究成果は、寄生生物が系統的に大きく異なる宿主の行動をなぜ操作できるのかという謎を分子レベルで解明することに貢献すると期待されます。 自然界では、寄生

    カマキリを操るハリガネムシ遺伝子の驚くべき由来
  • デマ・差別 忘れることこそ「恥」 虐殺事件伝える人の思いは:朝日新聞デジタル

    東大震災では発災後、デマと差別意識から多くの人が殺された。詳細はあいまいな部分があり、記憶の風化が進む一方、福田村(現野田市)で起きた虐殺事件映画が全国で公開され、悲惨な歴史を残そうとする動きが出ている。伝承に携わる人に思いを聞いた。(重政紀元) 京成検見川駅(千葉市花見川区)近くの住宅地にあるサイクリングロードの道端で5日、約20人が参列する慰霊式があった。 100年前のこの日、近くの川に3人の遺体が投げ込まれた。殺されたのは被災後に東京から避難してきた秋田、三重、沖縄の各県出身の青年で、いずれも20代だった。方言などから外国人と疑われたらしい。 3人は派出所に保護され、身元証明書も持っていた。だが、自警団の三十数人は針金で縛り上げ、こん棒や日刀で殺した。その惨状は「顔もわからぬ程めちゃくちゃ」(当時の報知新聞)だった。 慰霊式を開いた島袋和幸さん(75)=東京都葛飾区=は、約20

    デマ・差別 忘れることこそ「恥」 虐殺事件伝える人の思いは:朝日新聞デジタル
    Buchicat
    Buchicat 2023/09/07
    郭基煥著『災害と外国人犯罪流言』合わせて読みたい。「誰が標的になるかは、非常事態に先立つ時期の外国人に関する報道に左右される」(朝日新聞2023/9/7宮城版朝刊19面)」
  • 閉経した母親が守るのは息子だけ、シャチで判明、娘や孫は守らず

    北部ノルウェーの冷たい海でニシンの大群を襲うシャチの群れ。子どももいる。シャチは閉経後も長く生き続けるわずか6種類の動物の1種だが、その有益さを科学者たちは解明し始めている。(PHOTOGPAPH BY TONY WU, NPL/MINDEN PICTURES) 墨を吐いたり、体の色を変化させたりする動物の能力は、人間から見れば不思議に思えるかもしれない。しかし動物界全体から見れば、「閉経」こそもっとも不可思議な現象であることはご存じだろうか。 「自然界において閉経は非常にまれな特性です」と指摘するのは、英国エクセター大学の動物行動学者チャーリー・グライムス氏だ。閉経し、生殖能力を失ったあとも長く生き続ける動物はたったの6種類。ヒトと5種のハクジラだけだ。 ハクジラ類のシャチもそうした動物の仲間だ。そこで、なぜシャチのメスが閉経を迎えたあとも20年以上生き続けるのか、大規模な調査が行われて

    閉経した母親が守るのは息子だけ、シャチで判明、娘や孫は守らず
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    Buchicat 2023/07/25
    繁殖戦略の一環ってことなんだね。
  • 2019年の渋谷ハロウィンを見た感想

    報道や各種メディア、個人が様々な媒体で伝えているこのイベントに対して、私個人のごく私的な見解など、どうしようもない話の一部になるのだろうけれど、今年の事を書いてみる。 報道で取り上げられた事柄について ・期間中の飲酒禁止条例の効果 この条例は報道以上に効果があったと実際に現地にいると感じる。しかしこの条例は単に仮装者が羽目を外しすぎないようにするという印象とは異なり、数年来発生していたある問題を解決できたことが大きい。それは①酒の無許可販売②警備がなくなる深夜~早朝帯の乱痴気騒ぎ問題であった。 ① 酒の無許可販売は2016年頃から見られるようになる。2018年のハロウィン当日には20名ほどの人が、テキーラやウオッカなどを販売していた。個人が勝手に販売する方が多いが、飲店に雇われた売り子も、年齢など見境なく度数の高い酒を販売するのはよろしくなく、またルールなしの状況下では、酒の品質低下はも

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  • 米コロラド州の山林火災、ビーバーの生息地だけ大火を免れていた|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

    ビーバーが川を堰き止めた一帯は、山火事の被害を免れた Credits: PHOTOGRAPH by JOE WHEATON, UTAH STATE UNIVERSITY DEPARTMENT OF WATERSHED SCIENCES <「土木工事」を得意とし、せせらぎを湿地帯に変えるビーバー。生息地の自然は大火を免れ、天然の消防士として注目されている> 米コロラド州北部のキャメロン・ピークで昨年8月、州史上最大となる大規模な森林火災が発生した。鎮火に3ヶ月半を費やし、国立公園内の20万エーカー以上が失われた。日の京都市全域に相当する。 現場は現在でも荒地となっているが、緑豊かな姿をいまも残している地区が点在する。これらのエリアは周囲の焼け跡と異なり、地面一面が草で覆われ、木々は青々とした葉を誇る。 草木を保護した天然の消防士として注目されているのが、この地に住むアメリカビーバーだ。北は

    米コロラド州の山林火災、ビーバーの生息地だけ大火を免れていた|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
  • メスの一部がオスそっくりに、なぜ? ハチドリ研究

    シロエリハチドリのメスは、通常の茶色ではなく、オスのような派手な色の羽をもつことがある。新たな研究によって、それによるメリットが明らかになった。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC PHOTO ARK) オスの鳥には、派手な羽をもつものが多い。理由はメスを引き付けるためだ。 クジャクでは、青や緑の羽を広げるのはメスではなくオスだし、ショウジョウコウカンチョウもオスは鮮やかな赤い羽をもつが、メスは薄茶色だ。(参考記事:「動物大図鑑 ショウジョウコウカンチョウ」) 熱帯の小さなハチドリの一種、シロエリハチドリ(Florisuga mellivora)も、オスは頭が濃い青色で背中が鮮やかな緑色だが、メスは地味な色をしているのが一般的だ。 ところが、パナマでシロエリハチドリを調査している研究者グループが、2015〜2019年に120羽以上

    メスの一部がオスそっくりに、なぜ? ハチドリ研究
  • 女王亡き後の群れのゆくえ

    2021年5月下旬、現在展示している群れのハキリアリの女王が死亡しました。昆虫園におけるハキリアリの飼育は20年近く続いていますが、過去飼育していた群れの女王はおおむね5年以内で死亡しています。この群れは2014年に来園したので(お知らせ)、女王は少なくとも6年半以上は生きたことになります。昆虫園としてはもっとも長く生きた女王(※末尾「関連記事」参照)ですが、まだ群れに勢いがあり女王も若かったころを知るものとしては、やはり死亡してしまうのはさびしいものです。 女王がいなくなり、群れもいっしょに消滅してしまったのかというとまったくそんなことはなく、多数の働きアリたちが、現在も展示ケースの中で菌園とともに生き続けています。新たな若い群れもバックヤードで待機していますが、もうしばらくはこの群れの展示を継続していく予定です。 さて、なぜ群れがまだ続いているのかと疑問に感じる方もいるかもしれませんが

    女王亡き後の群れのゆくえ
  • 驚きの協力関係! 血縁などから雌雄産み分けるハチ発見 明治学院大など | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    サイエンスクリップ 驚きの協力関係! 血縁などから雌雄産み分けるハチ発見 明治学院大など 2021.05.17 草下健夫 / サイエンスポータル編集部 科学記事や番組などで、生き物たちが厳しい自然界を巧みに生きる姿を知るにつけ、感心させられる。今度はごく小さなハチの一種が、自分の子孫を多く残そうと驚くような協力関係を築いていることが明らかになった。周囲で産卵するメスの数と血縁関係に応じてオス・メスを産み分けていることを、明治学院大学などの国際研究グループが発見したのだ。このようなタイプの生物が見つかったのは初めてという。 2%しかオスを産まない?“不可解”なハチ 一般に生物のメスが産む子のオス・メスの割合は、そのメスが最も効率よく自分の子孫を残せるよう進化する。一緒に育ったオスとメスとが交配する生物では、自分の息子同士が配偶相手を得るため競争するのを避けようと、オスを少なく産む。ただし、他

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  • ホヤには「大人スイッチ」があると判明! 刺激されると成体になっちゃう - ナゾロジー

    ホヤには押すと大人になる「大人スイッチ」があるようです。 2月17日に『Proceedings of the Royal Society B』に掲載された論文によれば、ホヤの幼生の「鼻先」に、一定時間以上の物理的な刺激を与えることで、大人にできるとのこと。 地球上にはさまざまな変態をおこなう生物が存在しますが、物理的刺激がトリガーとなる例は珍しいといえます。 しかし、いったいどうして機械的な刺激が、ホヤを大人にするのでしょうか?

    ホヤには「大人スイッチ」があると判明! 刺激されると成体になっちゃう - ナゾロジー
  • オッパイは尻の代替品という解像度の低い説 - 本しゃぶり

    書いたな、俺の前で、おっぱいの話を。 この話題に関して語りたいことはあるが、ブコメはそれを書くには狭すぎる。 / “サルは乳房に興味ないってことは、おっぱいにエッチさを見出した特殊性癖のパイオニアがどこかにいたってことだよな - Togetter” https://t.co/D1kbNEv4P0— 骨しゃぶり (@honeshabri) February 16, 2021 ヒトの視点でサルを語る人 こんなまとめを読んだ。 サルのオスは豊満な乳房に性的魅力を感じない。だからヒトのオスが乳房に性的魅力を感じるのは、進化の過程で特殊性癖の個体が誕生したのではないか。 これが発端となったツイートである。これ自体は素朴な疑問なので、そこまで気にならない。俺が気になるのはその後に出てくる「尻の代替説」である。曰く、ヒトの乳房が大きく丸みを帯びているのは、尻を模したためであるという。 この有名な仮説は、

    オッパイは尻の代替品という解像度の低い説 - 本しゃぶり
  • 魚卵は鳥に食べられても生きたまま糞から出てくると判明! 魚は糞によって別の湖に移動していた - ナゾロジー

    ナゾロジー副編集長。 大学で研究生活を送ること10年と少し。 小説家としての活動履歴あり。 専門は生物学ですが、量子力学・社会学・医学・薬学なども担当します。 日々の記事作成は可能な限り、一次資料たる論文を元にするよう心がけています。 夢は最新科学をまとめて小学生用ににすること。 高等学校での理科教員を経て、現職に就く。ナゾロジーにて「身近な科学」をテーマにディレクションを行っています。アニメ・ゲームなどのインドア系と、登山・サイクリングなどのアウトドア系の趣味を両方嗜むお天気屋。乗り物やワクワクするガジェットも大好き。専門は化学。将来の夢はマッドサイエンティスト……?

    魚卵は鳥に食べられても生きたまま糞から出てくると判明! 魚は糞によって別の湖に移動していた - ナゾロジー
  • 謎のコウモリの繁殖確認 日本初、動物写真家発見

    国内での報告例が少なく、環境省のレッドリストで情報不足とされている「クロオオアブラコウモリ」が札幌市内で繁殖しているのが1日までに確認された。同市在住の動物写真家、中島宏章さん(44)が発見した。繁殖が確認されたのは日で初めて。 クロオオアブラコウモリは翼を広げると大きいものでは約25センチで、東アジアやロシア極東部に生息。これまで日での報告例は15匹にとどまる。 中島さんは会員制交流サイト(SNS)で同市の学校付近にコウモリがいるとの情報提供を受け、平成29年7月から学校周辺で観察を開始。同9月に周辺で見つかった死骸をコウモリの調査をしている「道東コウモリ研究所」(大空町)に持ち込んだところ、研究所がことし3月に歯などの特徴から死骸はクロオオアブラコウモリの幼体で繁殖していると認められると判断した。

    謎のコウモリの繁殖確認 日本初、動物写真家発見
  • フランス中を震撼させた「ドミニチ裁判」 - OVNI| オヴニー・パリの新聞

  • グローバル化は、英語化じゃなくて、非言語化!──日本、アジア、そして21世紀

    ウルトラテクノロジスト集団「チームラボ」の代表・猪子寿之が、変わりゆくメディア環境のなかのアジアと日をめぐって思索する新連載。第3回の今回は、非言語的コミュニケーションの可能性について。 グローバル社会は英語だ、グローバル化するためには英語が重要だ、みたいなことが昨今よく言われている。日企業にも、英語を社内の公用語にするなんてところが出てきている。一方で、世界のいけてるグローバル企業は逆に、英語ではなくて、非言語化を重要視している気がしている。例えば、ナイキのロゴからも、スターバックスのロゴからも、英語の表記がなくなってアイコンだけになった。そして、企業の消費者に対するコミュニケーションも、非言語な方法にシフトしている。例えば、勢いのあるグローバル企業の消費者へのコミュニケーションを見ると、有名人が出て、なんかしゃべったり、キャッチコピーのような言葉を使ったりするというよりは、プロジェ

    グローバル化は、英語化じゃなくて、非言語化!──日本、アジア、そして21世紀
  • ダイグロシア - Wikipedia

    ダイグロシア(英: diglossia)とは、ある社会において二つの言語変種もしくは言語が、互いに異なる機能を持って使い分けられている状態のこと。二言語使い分け、二言語変種使い分けともいう。 語源[編集] ギリシア語でバイリンガルを意味する διγλωσσία のフランス語訳である diglossie を元にした造語である。バイリンガル(bilingualism)も似たような意味を持っていたが、社会言語学の専門用語として別々の意味を持つようになった[1]。 H変種とL変種[編集] ダイグロシアを提唱[2]したチャールズ・A・ファーガソン(英語版)は、ダイグロシアにおいて使い分けされる二つの言語変種をH変種 (H form)、L変種 (L form) と呼び、両者の違いを次のように特徴づけた。 H変種 その言語の正式な形式であり、正書法が定まっている。学問、行政など公的な意思伝達のために用い

  • 読み研 | 研究・実践 | 運営委員の実践

  • 30年の時を超える 大人のシベリア鉄道横断記

    ユーラシア大陸の東西を結ぶ9000キロ余りのシベリア鉄道。過去、ソ連時代の1981年と85年に2回乗った筆者が、還暦を目前にして人生3度目のシベリア鉄道に乗車。駅や車内の様子を詳しく紹介するとともに、沿線の町では30年の劇的な変化を定点写真で比較します。鉄道愛好家や旅好きに必見の写真とリポートをお届けします。

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  • ヒトの進化:遠く離れたポリネシアでのアメリカ先住民との接触 | Nature | Nature Portfolio

    先史時代のアメリカ大陸とポリネシア東部の間の航海に関する新たな証拠を示した論文が、今週、Nature で発表される。今回の研究では、現代人と古代人の遺伝的データの解析が行われ、ポリネシアの歴史を明らかにする手掛かりがもたらされた。この解析結果は、太平洋上の島々におけるヒト集団の形成においてアメリカ先住民が果たした役割に関する長年の議論に決着をつける上で役立つ。 先史時代にポリネシア人とアメリカ先住民が接触していた可能性については、これまでのゲノム研究で得られた結論が矛盾していたため、盛んに議論が交わされている。今回、Andrés Moreno-Estrada、Alexander Ioannidisたちの研究チームは、ポリネシア人とアメリカ先住民(計800人以上)のゲノムを解析し、西暦1200年頃にアメリカ先住民とポリネシア人が交雑したと推論した。ポリネシア東部では、ポリネシア人と、現在のコ

    ヒトの進化:遠く離れたポリネシアでのアメリカ先住民との接触 | Nature | Nature Portfolio
  • 外へ出たネコはどこへ行く? 大規模調査の結果がついに判明

    ネコがどこに行っているかについて、ほとんどの飼い主の予想は外れていた。2014年のノースカロライナ州での調査の様子を見てみよう。(解説は英語です) 「キャット・トラッカー」という大規模な国際プロジェクトの目的はシンプルだった。ペットのネコが、家の外でどこに行っているのかを調べることだ。 研究者たちは過去にも、自らの足で追跡するか(ご苦労さま!)、ネコの首輪に無線送信機を付けるかして、この難問に挑んできた。しかし、キャット・トラッカーはその規模において際立っていた。6カ国で900匹を超えるネコにGPS装置を1週間装着させ、彼らがどこへ行き、どのくらい広い範囲を動き回っているかを調査したのだ。(参考記事:「「キャット・トラッカー」が始動」) 調査開始から6年が経ち、ついに結果が2020年3月11日付けで学術誌「Animal Conservation」に発表された。そこで明らかになったのは、ほと

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