採用進むテレワーク制度、効果の実感あり テレワークを導入した企業は導入していない企業に比べて、1社当たりの労働生産性は1.6倍になる――総務省の調査結果だ。総務省が2017年6月8日に発表した「平成28年通信利用動向の調査」では、2032社からアンケート調査の回答があり、このような結果が得られた。 テレワークを「導入している又は導入予定」とした企業は16.6%で、導入したところ「非常に効果があった」と回答した企業は30.1%、「ある程度効果があった」と回答した企業は56.1%となり、効果を認めた企業は86.2%に上った。 Webブラウザで使えるオンライン会議システム「Cisco WebEx」やコミュニケーションツール「Cisco Spark」を活用してテレワークを推進しているシスコでも、効果を随所で感じられるという。 例えばグローバル展開する同社では時差の関係から深夜や早朝に会議を開くこと