介護において、排泄についての基本中の基本は、要介護者に「尿意、があるのか、ないのか」をまず見極めるところから始まります。 便意については、また書かせて頂きますから、わかりやすくする為今回は便の方は忘れて下さい。 尿意がある方は、自分でトイレ、ポータブルトイレに行けますし、寝たきりの方でも移乗等でトイレ、ポータブルトイレで排尿をして頂けるし、尿器にして頂ける訳です。 何が言いたいのかと言いますと、尿意のある方はオムツをして頂かなくてもいいんです。 良く死ぬまで自分でトイレに行ける事は幸せだとか言われますが、前提として尿意があることなんです。 尿失禁とは、排尿の意識がないので尿が出てしまう事で、以下のように分類されます。 腹圧性尿失禁 咳をしたり思い荷物を持つ時に少量の尿が出てしまう失禁。 腹圧が膀胱にかかる為におきます。 私の介護職時代の30代の女性も自分で言っておられましたし、女性に多