OpenStackで、仮想マシンインスタンスが稼働するCompute Nodeが障害停止した際に、仮想マシンインスタンスを復旧する方法/考え方について整理しておきます。(ハイパーバイザーはLinux KVMの前提です。) 仮想ディスクの構成について まず、前提として、仮想ディスクの構成を理解しておきましょう。ゲストOSが導入された起動ディスクについては、仮想マシンインスタンスを起動する際に、「エフェメラルディスク」、もしくは、「ブロックボリューム」のどちらかが選択可能です。 エフェメラルディスクは、Compute Nodeのローカルディスクに仮想ディスクイメージが配置されるため、Compute Nodeが障害停止するとアクセス不能になります。他のCompute Nodeで再利用することはできません。 ブロックボリュームは、Cinderが提供するディスク領域で、一般的には、外部のストレージ装
OpenStackを採用することで、企業のITインフラはどう変わるのか、導入のシナリオや注意点は何か。そんな問題意識の下で開催した@IT主催セミナー「OpenStack超解説 ~OpenStackは企業で使えるか~」ではOpenStackの企業利用の最前線を紹介した。 OpenStackの導入を検討する企業が増えた。ベンダー各社がサポートを表明し、開発が急ピッチに進む中、エンタープライズ環境でも安定稼働するようになったとされる。OpenStackを採用することで、企業のITインフラはどう変わるのか、導入のシナリオや注意点は何か。@IT主催セミナー「OpenStack超解説 ~OpenStackは企業で使えるか~」では、そんな問題意識の下、OpenStackの企業利用の最前線を紹介した。 5万の仮想マシンを安定稼働させるヤフー 「1年間運用して、"トラブルなし"といえる状況まで来た。現在50
OpenStack Foundationは4月17日(米国時間)、オープンソースのクラウドインフラストラクチャソフトウェア「OpenStack 2014.1」(開発コード「Icehouse」)をリリースした。新プロジェクトとしてデータベースサービスの「Trove」が加わるなど多数の新機能が追加されている。 OpenStackは米Red Hatや米IBM、英Canonicalなど多数のベンダーが支援するオープンソースのクラウドインフラストラクチャソフトウェア。OpenStackのコンポーネントを利用して、独自のInfrastracture as a Service(IaaS)型クラウドサービスを構築できる。企業や団体がプライベートクラウドを構築するために利用できるほか、ホスティング事業者が独自のクラウドサービスを構築するための土台としても利用できる。プロジェクトは米Rackspace Hos
記事一覧 OSSクラウド基盤 OpenStackの全て【前編】 注目のOpenStackプロジェクトの全体像 数あるオープンソースクラウド(IaaS)基盤構築ソフトウェアの中でも注目度の高いOpenStack。OpenStackプロジェクトがなぜ注目されるのか、その理由と全体像を解説する。 OSSクラウド基盤 OpenStackの全て【後編】 注目のOpenStackプロジェクトの全体像 ~コミュニティーと主要コンポーネント 後編では開発コミュニティーの状況と今後のスケジュールおよびOpenStackを構成する主要コンポーネントの技術的な概要を解説する。 OSSクラウド基盤OpenStackの利用方法【第3回】 OpenStack Compute、Novaの利用方法 OpenStackプロジェクトの最新動向、OpenStackを構成するOpenStack Computeのうち、Novaの具
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