――そのメインビジュアルですが、上下逆にしようとは考えましたか? 吉浦:ありました。実際どちらもアリなんですよね。でもひっくり返してみる人も多いでしょうし、それだけでガラッと印象が変わるのがこの作品の醍醐味と言えるかもしれません。 ――このアイデアはどのように思いついたのでしょう? 吉浦:僕が子供のころに住んでいた北海道の札幌は空が広く高いんですよ。それで、なぜか自分が地面に立って空を見上げてると、たまたま空が上ではなく下に広がっていて、自分はポロッと落ちちゃうんじゃないかと考えて怖がっていました。これはみんな考えていることだと思っていたのですが、成長して周囲の人に聞いても特にそんなことはなくって。 ――確かに、あまり想像できません(笑) 吉浦:だからこそ、いつか物語に使えるんじゃないかと思って、逆さま人間というアイデアをストックしていました。そして今回初めて劇場作品を作るチャンスが巡って
“重力対談”が実現! 「サカサマのパテマ」吉浦康裕氏と「GRAVITY DAZE」外山圭一郎氏が,ゲームや映画についてトコトン語り合った 副編集長:TAITAI カメラマン:佐々木秀二 12→ 11月9日より全国劇場で公開されている映画 「サカサマのパテマ」は,“空”を忌み嫌う世界に住む少年「エイジ」と,地底から降ってきたサカサマの少女「パテマ」との出会い,そして二人の冒険を描くSFファンタジーだ。監督を務めるのは,「イヴの時間」で一躍注目を集めた気鋭のアニメーション作家・吉浦康裕氏。 次代の担い手と期待されるアニメーション作家でありながら,大のゲーム好きとしても知られる吉浦氏。4Gamerでは,そんな縁もあって,氏へのインタビューを行うことになったのだが,「同じ重力をテーマにした作品つながりで」という話から発展し,「GRAVITY DAZE」の外山圭一郎氏との対談をセッティング/その取材
『「サカサマのパテマ」劇場公開記念NOTTV&ニッポン放送「吉田尚記がアニメで企んでる」公開収録トークショー」が15日夜、東京・角川シネマ新宿で開かれパーソナリティーを務める吉田尚記アナ、パテマ役・藤井ゆきよ、エイジ役・岡本信彦、吉浦康裕監督が登場した。 話題作『イヴの時間』に続いて、吉浦監督が原作・監督・脚本を手がけ、今月9日より公開がスタートしたアニメーション映画『サカサマのパテマ』(配給:アスミック・エース)を題材にトークが展開されることとなった 本作は“空”を忌み嫌う世界に生まれた少年・エイジ(岡本)はある日、突然“空”に向かって落ちていこうと必死にフェンスにしがみついていた“サカサマの少女”パテマ(藤井)と出会う。エイジが彼女を助けようと手を握った瞬間、彼女に引っ張られるように、2人は空へ飛び出してしまう。この奇妙な出会いが封じられた<真逆の世界>の謎を解く、禁断の事件へとつなが
スマートフォン向け放送局「nottv」の『吉田尚記がアニメで企んでいる』(毎週火曜 後7:00)の公開収録が15日、都内の劇場で行われた。 スマホ向け放送局「nottv」の『吉田尚記がアニメで企んでいる』の公開収録に出演した(左から)吉田尚記アナウンサー、吉浦康裕監督、藤井ゆきよ、岡本信彦(C)ORICON NewS inc. 写真ページを見る 【写真】その他の写真を見る ニッポン放送の吉田尚記アナウンサーが、気になったアニメやクリエイターにとことん迫る番組。今回は公開中の劇場アニメ『サカサマのパテマ』の吉浦康裕監督、声優の藤井ゆきよ(パテマ役)、岡本信彦(エイジ役)がゲスト出演。作品の企画段階の裏話から音声収録時のエピソードなどが語られ、岡本の「中二病」発言に、ファンは大興奮だった。 同作は、2010年『イヴの時間 劇場版』で注目された吉浦監督が原作・脚本も手がけたオリジナル作品で、“空
2008年からWeb配信された短編アニメーションシリーズ『イヴの時間』。近未来の人間とアンドロイドの関係を、緻密なストーリー構成と独特な世界観、映像美で描き出し、口コミから爆発的に話題を集め、2010年には劇場版として再構成されるに至った人気作だ。 この『イヴの時間』で一躍、次世代を担うアニメーション監督として注目された吉浦康裕さんは、原作・脚本に加え、演出・撮影・編集・3DCGまで何でもこなすマルチな才能を持つクリエイター。そんな吉浦監督の約3年ぶりの作品が、11月9日(土)から公開の映画『サカサマのパテマ』だ。インディーズ時代から、少人数体制でハイクオリティな短編作品を発表してきた吉浦監督だが、本作『サカサマのパテマ』は、ついに初の長編作品となる。 本作で描かれるのは、地底から降ってきた「サカサマ」の少女・パテマと、空を忌み嫌う世界で息苦しさを感じて暮らす少年・エイジが紡ぎだす、<サカ
人気声優・岡本信彦、藤井ゆきよが9日、都内で主演アニメーション映画『サカサマのパテマ』(監督:吉浦康裕/配給:アスミック・エース)初日舞台あいさつに吉浦監督とともに登場した。 話題作のアニメーション『イヴの時間』に続いて、吉浦監督が原作・監督・脚本を手がけた作品。“空”を忌み嫌う世界に生まれた少年・エイジ(岡本)はある日、突然“空”に向かって落ちていこうと必死にフェンスにしがみついていた“サカサマの少女”パテマ(藤井)と出会う。エイジが彼女を助けようと手を握った瞬間、彼女に引っ張られるように、2人は空へ飛び出してしまうことに。恐怖に慄くパテマと、想像を超える体験に驚愕するエイジ。この奇妙な出会いが封じられた<真逆の世界>の謎を解く、禁断の事件へとつながっていくことなる…。 まずは吉浦監督から「ようやくここまで来たなと感無量です。完成するまでいろんなことがありました。劇場長編として作ったのは
『イヴの時間 劇場版』などでおなじみの吉浦康裕監督最新作『サカサマのパテマ』が2013年11月9日(土)より全国公開! 初日舞台挨拶が東京・新宿バルト9で行われ、パテマ役の藤井ゆきよさん、エイジ役の岡本信彦さん、吉浦監督が登壇。見どころを語った。 ―公開日を迎えての、現在の心境をお願いします。 吉浦康裕監督:「ようやくここまできた」、という気持ちでいっぱいです。監督として劇場長編ものの映画に携わるのは今回が初めてなのですが、映画館で皆さんと一緒に観るのが好きなので、長編映画でそれができて感無量です。 藤井ゆきよさん(以下、藤井):本当に心待ちしていました。今日という日を皆様と一緒に迎えられ、嬉しいです。 岡本信彦さん(以下、岡本):台本を読んだ瞬間に「出演できてよかった」と思いましたが、完成したものを見て、その思いが強くなりました。実はアフレコは2年前からおこなっていましたので、当時の自分
藤井ゆきよ 「サカサマのパテマ」挨拶 拡大 声優・藤井ゆきよ(28)が10日、アニメ映画「サカサマのパテマ」の公開を記念し、吉浦康裕監督(33)と大阪市内で舞台あいさつを行った。 同作は「かつて、多くの罪びとが空に落ちた」と“空”を忌み嫌う天地真逆の世界「アイガ」が舞台で、藤井は地下世界から“降って”きたヒロイン・パテマの声を担当している。 天地サカサマの舞台設定について、藤井は「想像するしかなく、自宅で逆立ちをしてみたのですが、役に立ちませんでした…。役作りのために、バンジージャンプをしておけばよかった」と話し、笑いをとった。 吉浦監督は少年時代に故郷北海道で「空を見上げていた時、ふと、実はこっちが天で、空が地上なのでは?と妄想することがよくあって。ネタ帳にずっと放り込んでいたんです」と長年温めていた構想であることを明かしていた。 続きを見る
映画『イヴの時間 劇場版』で知られるアニメーション監督・吉浦康裕氏による待望の新作アニメーション映画『サカサマのパテマ』が11月9日に公開初日を迎え、吉浦監督をはじめ、声優の藤井ゆきよ、岡本信彦が角川シネマ新宿で舞台挨拶を行った。 空を忌み嫌う世界に住む少年・エイジ(岡本)と、地底世界から降ってきたサカサマの少女・パテマ(藤井)の出会いによって、重力が真逆に働く奇妙な世界の謎が解かれていくさまを描く同作。6月にフランスで行われたアヌシー国際アニメーション映画祭に正式招待され、ワールドプレミア上映が行われたほか、10月に開催された東京国際映画祭では特別招待されるなど国内外で大きな注目を集めている。 吉浦監督は「ようやくここまで来ることができました。完成するまでに色々な歴史のある作品だし、観客の皆さんと映画館で映画を観るのが好きな人間としては、ジーンと来ています」と感無量の様子。本作で初めてヒ
『イヴの時間』の吉浦康裕が放つ、渾身のオリジナルアニメーション映画。 2013年11月9日(土)全国劇場公開! かつて、大異変が人類を襲った。そして、時は流れ…。 夜明け直前の“空”を見上げる少年、エイジ。 彼の住むアイガでは、「かつて、多くの罪びとが空に落ちた」と“空”を忌み嫌う世界であった。 そこに、突然現れた“サカサマの少女”。彼女は、必死にフェンスにしがみつき、今にも“空”に落ちそうである。彼女の名前はパテマ。 地底世界から降ってきた。エイジが彼女を助けようと手を握った時、彼女に引っ張られるように二人は空へ飛び出した。恐怖に慄くパテマと、想像を超える体験に驚愕するエイジ。この奇妙な出会いこそ、封じられた<真逆の世界>の謎を解く、禁断の事件であった。 その頃、アイガの君主イザムラの元には、「サカサマ人」があらわれたとの報告が届く。イザムラは、治安警察のジャクに捜索を命じるのだった…。
アニメ映画『サカサマのパテマ』初日舞台挨拶で声優の藤井ゆきよと岡本信彦喜び口に! 2013.11.10 アニメ映画『イヴの時間 劇場版』の吉浦康裕監督の最新作となる『サカサマのパテマ』が11月9日に公開初日を迎え、吉浦監督、声優の藤井ゆきよ、岡本信彦が角川シネマ新宿で舞台挨拶を行った。 ・[動画]『サカサマのパテマ』特報 同作は空を忌み嫌う世界に住む少年エイジ(岡本)と、地底世界から降ってきたサカサマの少女パテマ(藤井)の出会いによって、重力が真逆に働く奇妙な世界の謎が解かれていく様子を描いた作品。 吉浦監督は「ようやくここまで来ることができました。完成するまでに色々な歴史のある作品だし、観客の皆さんと映画館で映画を見るのが好きな人間としては、ジーンと来ています」と挨拶。本作で初めてヒロインを演じた藤井は「本当にこの日を待っていました。今日を皆さんと迎えることができ、とても嬉しい。早く多く
全国16スクリーンで公開された「サカサマのパテマ」[映画.com ニュース] 「イヴの時間」の吉浦康裕監督が満を持して完成させた劇場用長編アニメーション「サカサマのパテマ」が11月9日、全国16スクリーンで封切られ、吉浦監督をはじめ、声優を務める藤井ゆきよと岡本信彦が東京・角川シネマ新宿で舞台挨拶を行った。 製作に2年以上を費やした本作の公開に、吉浦監督は「ようやくこの日を迎え、ジーンときている」と感無量の面持ち。一方、10月24日に第26回東京国際映画祭で公式上映された際に、感涙していた藤井はこの日も瞳ウルウル。それでも「公開初日っていい響きですね。今日は最後まで乗り切ります」と気丈に振る舞った。 過去の大異変から空を嫌う世界に暮らす普通の少年エイジ(岡本)と、防護服を着た人々が暮らす広大な地下世界のお姫様パテマ(藤井)が出会い、「真逆の世界」の謎を解き明かす大冒険に旅立つオリジナルスト
藤井ゆきよ、岡本信彦、吉浦康裕監督が登壇!長編アニメーション「サカサマのパテマ」初日舞台挨拶 2013年11月 9日 14:02 @koepotaをフォロー ツイート 3DCGを始め実験的な映像演出で話題となった「イヴの時間」を手がけた吉浦康裕監督が原作・脚本を担当した長編アニメーション「サカサマのパテマ」。この作品が本日11月9日(土)より全国劇場にて公開となった。公開を記念して角川シネマで初日舞台挨拶が行なわれ、吉浦監督、藤井ゆきよさん(パテマ役)、岡本信彦さん(エイジ役)が登壇し、劇場公開出来た喜びを語ってくれた。 劇場公開初日を迎えられたことについて、ステージに登壇した吉浦監督は作り始めてから完成までの長い道のりを振り返り、「ようやくここまで来れた」と感無量の様子だ。 今作で初めてヒロインを演じる藤井さんは「今日を待っていました。この日を皆さんと迎えられて嬉しいです。早く(作品を)
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