物語を演じる物語――今一番面白い物語を紡ぎだす有川浩を大特集。他、直木賞受賞で注目の朝井リョウが書き下ろす、キャラクター青春ミステリなど、豪華執筆陣で送るキャラクター小説オムニバス第2弾。 物語を演じる物語――今一番面白い物語を紡ぎだす有川浩を大特集。他、直木賞受賞で注目の朝井リョウが書き下ろす、キャラクター青春ミステリなど、豪華執筆陣で送るキャラクター小説オムニバス第2弾。
2008年、フジテレビ「ノイタミナ」にて、『図書館戦争』『図書館内乱』『図書館危機』がテレビアニメとして放送されてから4年。ファンのみならず、関係者も心待ちにしていた『図書館革命』がついに劇場版アニメとなった。作品が生まれた背景と思いを原作者の有川浩さんにうかがった。 嵐の二宮和也が主演した連続テレビドラマ『フリーター、家を買う。』、沖縄国際映画祭で2冠を受賞した実写映画『阪急電車』など、有川浩の小説はさまざまなメディアミックスを実現してきた。自他ともに認める代表作「図書館戦争」シリーズ、そのテレビアニメ版は、有川にとって初めてのメディアミックス作品だ。先鋭的なアニメーションを放送するフジテレビの深夜枠「ノイタミナ」にて、2008年4月から6月にかけて全12話を放送。制作は、『機動警察パトレイバー』や『攻殻機動隊』などで知られる、Production I.Gが手がけた。「初めてのメディアミ
定年後、アミューズメント施設に再就職した剣道の達人・清一(キヨ)、居酒屋の元主人で、腕っ節が自慢の重雄(シゲ)、頭脳派で町工場経営者の則夫(ノリ)。三人が結成した私設自警団が活躍する大人気連作の第二弾は、前作では少し困った人として描かれていたキヨの義理の娘・貴子の物語から始まる。 「続編を書かせていただけるなら、最初は貴子の話と決めていました。小説内のキャラクターはたとえ脇役であっても、記号ではなく一人の人間。以前から『カッコ悪いままはイヤだ』という貴子の声が聞こえていたので、なんとか負債が返せたという気持ちです」 じーばー世代から、貴子も含めたパパママ世代、そして貴子の息子の祐希やノリの娘・早苗(祐希と同学年)まで、世代や性別を超えた丁寧な人物描写は“なんでこんなに彼らの気持ちが分かるの!?”と読者を驚かせる。 「自分の中には中学二年の男子がいるんです(笑)。男性は皆、かつて中二でしたし
――還暦世代の活躍を描く『三匹のおっさん』、待望の第2弾ですね。 「次があるならば貴子の話から始めようということだけは決めていました。キヨの息子夫婦である健児と貴子は言うなれば過渡期の世代。最終的には素敵なジジババになれるかもしれない、そこへ向かう地道な変化を描こうと」 ――前作刊行時に、児玉清さんがラジオで「世代間のことが見事に描かれている」と紹介なさっていました。 「とても嬉しかったです。私は、年代によって人間に違いがあるとは思っていなくて、高校生でも還暦でもどう振る舞うかは人それぞれ。たとえばノリは知人がモデルなんですけれど『あの人が年をとったらこんな感じかな』というふうに、あくまでも“このキャラクターはどんな人間か”が大事で、年代で分ける訳ではないのが、児玉さんにおっしゃっていただいたような強みに結びついているのかもしれません」 ――ゴミの不法投棄に立ち向かう第4話では、三匹と同世
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いま、おじさんがかっこいい。作家、有川浩の『三匹のおっさん ふたたび』(文芸春秋)は、還暦をすぎた3人のおじさんが、ご近所トラブルを解決していく。2009年に単行本で出た『三匹のおっさん』(文春文庫)の続編だ。 単行本で135万部、角川文庫では270万部突破というメガヒットシリーズ「図書館戦争」や「自衛隊3部作」が、若い世代に読まれてきた。だが、前作は売れ方が少し違ったという。09年5月に俳優の児玉清が「いやいや、面白かった!」とラジオで絶賛。団塊の世代が手に取り始め、若い女性は後から追いついてきたそうだ。 これまでの作品でも、おじさんは必ず一緒に書いてきたという「おっさん好き」。各章ごとにトラブルが起き、今回は商店街の本屋が舞台の一つ。繰り返し万引きにあう店で、3人は見回りを始める。 頭脳派ノリは、防犯カメラの位置を移し、ハンディーカメラで犯行場面をおさえる。柔道家シゲは逃げ出そうとした
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アニメ『図書館戦争』でエンディングの『changes』を歌ってもらった縁で一気に『Base Ball Bear』にはまり、出ている限りのCDを大人買いしてヘビーローテーション中です。ライブも行かせて頂きました。また、『図書館戦争』手塚役の鈴木達央さんがご自分のCD(『Break a cage』『Turn of my life』)をくれまして、これもローテーションの中に入っています。 ■有川浩さん (ありかわ・ひろ) 高知県生まれ。2004年第10回電撃ゲーム小説大賞『塩の街』でデビュー。2作目の『空の中』が恩田陸・大森望氏はじめ、読書界諸氏より絶賛を浴び、『図書館戦争』で大ブレイク。同書は「本の雑誌」が選ぶ06年上半期エンターテインメント第1位を獲得。本屋大賞にもランクインした。他著書に『海の底』『レインツリーの国』『阪急電車』などがある。 −−“ベタ甘”と形容される、甘く楽しい恋愛物語を
累計260万部の佐藤さとるさん(83)の名作童話「コロボックル物語」(講談社、全6巻)を、作家の有川浩(ひろ)さん(39)が書き継ぐことになった。小学校時代に夢中になったという有川さんは、佐藤さんからの直々の提案を受け入れ、「次世代のコロボックルを書いていきたい」。50年間読み継がれてきた名作が、気鋭の作家によって新たな息吹を吹き込まれる。(横山由紀子) 作品は、小指の先ほどしかない小人「コロボックル」たちと、人間の触れ合いを描いたファンタジー。昭和34年から62年までの間にシリーズ全6巻が刊行され、子供を中心に多くの人の心をとらえた。村上勉さんの挿絵も人気で、身長わずか3センチのコロボックルの表情や動きが細かく描かれ、空想の世界ながらリアルな存在として心に迫ってくる。 シリーズは、34年に佐藤さんが初巻を自費出版した後、講談社が単行本や大人向けの文庫本として出版。平成12年に絶版となっ
◇都会で買えない一面のレンゲ畑 故郷の原風景としては、まず海です。高知の海は、太平洋の波がそのままどーんと押し出してくるような感じで。それから、レンゲ畑。といっても、子どものころには何気なく見ていただけです。そのレンゲ畑がやがて、故郷の素晴らしさを再確認させてくれることになるとは、思ってもいませんでした。 * * * * 子どものころは、他の子がゴム跳びやドッジボールをして遊んでいるときに、お話を書いていました。「昔々あるところに、女の子が……」って。物心ついたころから、お絵かき帳に何か言葉をつづっていましたね。 小学校の担任の先生が、お話を書くことに理解があり、5、6年生のころだったか「物語クラブ」をつくってくれました。そこで、初めて文章を人に見せることを意識しました。皆が書いたものをガリ版で刷って文集にするのですが、クラブは10人ほどだったから、年1回、やっとまとめられるかどうか。それ
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