51年前に開催された東京五輪に際して、大規模なインフラ開発が行われた首都圏。しかし、2度目の東京開催となる’20年五輪を控えた今、足元を支えるインフラは次々に老朽化の危機を迎えている。現地で目にしたその惨状は想像を絶するものだった…… <首都高速道路>築50年超の路線は腐食で鉄筋剥き出しに ’20年の東京オリンピックに向けた「おもてなし」の最優先課題として、急ピッチで進められている首都圏のインフラ整備。しかし、5年後の未来に期待してばかりはいられない「ガタガタ」な状況が今、われわれの足元を脅かしているのだ。