PHONO TONESはDr.DOWNERの猪股ヨウスケ(Ba)が、長年の友人だったASIAN KUNG-FU GENERATIONの伊地知潔(Dr)に声をかけてスタートしたインストバンド。メンバーは他に、キーボードの飯塚純と、ペダルスティールの宮下広輔で、特殊な編成が個性となっている。これまでに2枚のフルアルバムを発表し、昨年は『フジロック』のレッドマーキーに出演。メンバーのホームグラウンドでもある湘南・鎌倉エリアの海岸線を走る国道134号線をタイトルに冠したサードアルバム『Along the 134』は、伊地知が「やっと狙ってた場所に降りられた」と語っているように、これまでも印象的だったキャッチーなメロディーの要素に、ジャムバンド的なダイナミズムが加わって、間違いなく過去最高傑作と呼べる仕上がりとなっている。 今回インタビューに応えてくれたのは伊地知と宮下。アジカンという巨大なバンドで
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