「日本酒の日」の10月1日、京浜急行電鉄創立120周年を記念した「オリジナル日本酒」の販売が同社グループの百貨店やスーパーマーケットで始まった。流通部門の社員がコメの一大産地、秋田へ出向き、酒米の田植えから、稲刈り、酒蔵での仕込みまでの作業に参加。京急と秋田の絆にちなみ「京秋の恵(けいしゅうのめぐみ)」と名付けたこだわりの日本酒だ。 グループ社員が「田植えから」 京急ストアで酒類の仕入れを担当する小川雅義さんは、田植えから仕込みまで参加した社員のひとりだ。発売日の1日午前、開店したばかりの品川店の店頭で瓶を並べながら「最初はどうなるか不安だったが、ラベルが出来上がって形になるとだんだん実感がわいてきた」と振り返った。「ビールや缶チューハイに比べて日本酒の市場は弱い。この機会に少しでも多くの人に日本酒に親しんでもらいたい」と話す。
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