国際野球連盟(IBAF)は28日、プエルトリコのサンフアンで執行委員会を開き、2020年夏季五輪での実施競技復帰を目指す活動方針を確認した。この席で、野球と08年北京五輪まで実施された女子のソフトボールを統一し、「ダイヤモンドスポーツ」(仮称)などの名称で国際オリンピック委員会(IOC)に単一競技として採用を訴える方向性を決めた。 IBAFは今後、国際ソフトボール連盟に連携を働きかける方針。 野球とソフトボールは12年ロンドン五輪で実施競技から外れ、16年リオデジャネイロ五輪でも復帰できなかった。執行委員会に出席した田和一浩IBAF第1副会長は「2競技を別々にやっていては、五輪復帰のチャンスはない、との感触をIOCから得ている。名称については複数の案が出ており、今後ソフト側の対応を待つ」と語った。 20年五輪の実施種目はIOCが13年に決める。 【関連ニュース】 ・ 【特集】波