大手ゼネコンの「大成建設」の部長から、沖縄県の暴力団幹部の男らが土地の取引を巡って言いがかりをつけ、現金およそ1300万円を脅し取ったとして、恐喝の疑いで警視庁に逮捕されました。調べに対し、男らは容疑を否認しているということです。 警視庁の調べによりますと、高江洲容疑者らは、去年11月からことし1月にかけて、大成建設の54歳の部長に対して沖縄県内の土地の取引を巡って、暴力団関係者だとほのめかすなどして、現金およそ1300万円を脅し取ったとして、恐喝の疑いが持たれています。 調べに対し、高江洲容疑者らは「関わっていない」などと、いずれも容疑を否認しているということです。 警視庁によりますと、高江洲容疑者と大成建設の部長は以前からの知り合いで、土地の転売先を部長に用意するよう求め、それができないと、土地取引の契約を継続するために供託金が必要だと言って、「金は大成建設で何とかしてくれ。金はまだか