まるで星が降るような「光柱現象」=11日夜、島根県大田市、県立三瓶自然館「サヒメル」提供 大気中の氷の結晶が光を反射し、夜空に光の柱が浮かんで見える「光柱(こうちゅう)現象」が、大山隠岐国立公園内にある島根県大田市の三瓶山のふもとで観察された。県立三瓶自然館「サヒメル」の矢田猛士研究員(32)が撮影に成功した。 矢田研究員によると、11日午後8時10分から9時20分ごろまで、同市三瓶町多根の同館から、北西の低い空に数十本の光柱が見えたという。日本海のイカ釣り漁船のいさり火が光源とみられる。気象庁天気相談所によると、光柱現象は天候の穏やかな夜に起きやすいという。