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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/tatsu2 (3)

  • 「SHIROBAKO」23話のラストシーンについて - subculic

    新人声優「ずかちゃん」こと坂木しずかにようやくスポットライトが当たった。『SHIROBAKO』第23話「続・ちゃぶだい返し」のラストシーンについて少し、書いておきたい。前回、しずかは自室で一人、テレビに出演しているフレッシュな声優をみながらビールをあおっていた。その様は胸に突き刺さり、痛々しかった。今回、まず憎い演出だなと思ったのは、キャサリンの妹・ルーシー役にしずかが選ばれるんじゃないかと視聴者に期待させている中、アルバイト先の居酒屋で映されるしずかのカットだ。静かに電話と取ったしずかの後ろは前回を引きずるように暗く、目の前は明るい。アフレコ現場にシーンを移す直前のこのカットは妙に引っ掛かった。どうして気になったかというと、23話のポイントは「誰と何を共有しているのか」だと思ったからだ。ラストシーンをみてみよう。宮森あおいは追加シーンのアフレコ現場に姿を現したしずかをみとめ、言葉にならな

    「SHIROBAKO」23話のラストシーンについて - subculic
    Capricornus
    Capricornus 2015/03/22
    norixto氏の言う伏線ではなく布石と言うのがすごく腑に落ちた。丁寧な布石で溜めに溜めて最後に逆転劇で感情を決壊させる。しずかのパートは正にシンデレラストーリーか。古典にして原点を持ってくるとはさすが白箱。
  • 「SHIROBAKO」の描く虚構と現実のバランス感覚 - subculic

    『SHIROBAKO』のバランス感覚にはいつも膝を打つ。「虚構と現実」のバランスだ。このテーマで馴染み深いのは今敏監督だろうか。混淆していく現実と夢の世界を精緻な筆致で描き、入れ子構造に収める独特の手法を用いていた。アニメーション制作にスポットを当てた『妄想代理人』第10話「マロミまどろみ」は、比較対象として興味深いエピソードだ。同じ題材を扱うにしても、今敏監督と水島努監督の「ブラックジョーク度合い」とでも称すればいいのか、明らかな違いがある。とはいえ、『SHIROBAKO』の構造は今敏監督の作風と似ている。修羅場続きで一寸先に落とし穴が待ち構えている現実、けれど夢を持ち続けたいアニメーション制作という場所へのこだわり、その交錯が見所。そんな作特有のバランスを支えているのは、隅々まで徹底して虚構と現実を対立させていること。主人公の宮森あおいを例にとってみよう。同期のタローこと高梨太郎と比

    「SHIROBAKO」の描く虚構と現実のバランス感覚 - subculic
    Capricornus
    Capricornus 2015/02/03
    あまり褒めると調子に乗るので持ち上げるのはほどほどにするか少し落としておいた方が良いと思います。
  • 「アマガミSS」 はるか編から見える構成の長短、割愛の美学とは - subculic

    アニメーション森島はるか編完結しましたね。4話かけて、出会いから文字通り結ばれるまでを描き、恋愛のステップアップを筋に、ご褒美イベント(変態紳士的な)を注目点に設けるという構成。はるか編は『アマガミSS』の全体構成図を提示し、基的な流れを把握させるための意味合いもあったと思うのですが、一ヒロインにスポットを当て、完結させてから次のヒロインへ移る短期集中メソッドの長短が解ってきたかなと。素晴らしいところは、なんといってもワリをうヒロインが出ない。誰々の出番が少ないといった不満から溜息をつく必要もなく、どっしり構えていればいい。ギャルゲー/エロゲー原作にありがちな「誰のルートに入るの?」的な問題とも無縁なため、ライトが当たってる間はメイン、当たっていなければサブキャラクターとして働くという具合に、役割分担が順序よく回ってくる。おそらくこれ以上ないほどに、光量が平均化された手法だと思います

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