「SHIROBAKO」23話のラストシーンについて - subculic

新人声優「ずかちゃん」こと坂木しずかにようやくスポットライトが当たった。『SHIROBAKO』第23話「続・ちゃぶだい返し」のラストシーンについて少し、書いておきたい。前回、しずかは自室で一人、テレビに出演しているフレッシュな声優をみながらビールをあおっていた。その様は胸に突き刺さり、痛々しかった。今回、まず憎い演出だなと思ったのは、キャサリンの妹・ルーシー役にしずかが選ばれるんじゃないかと視聴者に期待させている中、アルバイト先の居酒屋で映されるしずかのカットだ。静かに電話と取ったしずかの後ろは前回を引きずるように暗く、目の前は明るい。アフレコ現場にシーンを移す直前のこのカットは妙に引っ掛かった。どうして気になったかというと、23話のポイントは「誰と何を共有しているのか」だと思ったからだ。ラストシーンをみてみよう。宮森あおいは追加シーンのアフレコ現場に姿を現したしずかをみとめ、言葉にならな

[Bi-213]

この作品は劇中で触れたことを実際に見せてくれることが多いけど今回は「できれば台詞のやりとりじゃなく表情芝居で」っていうのをこの上ないカタチでちゃんと見せてくれた

[sakamata]

本当に素晴らしい回だった。近年の作品で俺の中では、まどマギ10話、ガルガンティア最終話に匹敵する位心揺さぶられた。

[norixto]

使うかどうか分からない「伏線」なんてもんじゃなく、描きたい最後のシーンを明確にしているからこその意志を持った「布石」「前フリ」の考えぬいた配置があるよね。19話へ向けたチャッキーの一連の布石も凄かった。

[ja_bra_af_cu]

"「台詞、一行だけ使ってもらえました」とあおいに話していた〔……〕最後の台詞が、おそらくそうなのだろう。狙った言い回しではなく「今わたし、少しだけ夢に近づけました」という平易な台詞" ！

[giulia_gt]

これ読んでいてもまた泣けてくる

[kori3110]

shirobakoはシナリオ・演出の理詰めで作られてる感じがすごい。作画もそれによく応えている。編集者がほとんど戯画的な悪役なのはちょい冷めたけど、カタルシスのためには全く正しいし

[wwwkrt]

武蔵野アニメーションに電話したらさらにニクい演出になってた

[tana_bata]

監督が乗り込むシーンが夢落ちの伏線でないことを祈る

[Capricornus]

norixto氏の言う伏線ではなく布石と言うのがすごく腑に落ちた。丁寧な布石で溜めに溜めて最後に逆転劇で感情を決壊させる。しずかのパートは正にシンデレラストーリーか。古典にして原点を持ってくるとはさすが白箱。

[koinobori]

現時点206のブックマークの数が物語る/SHIROBAKO、ものすごく教科書的な演出を繰り返して感動に持っていくなあ、という感じがしている。だから悪いという意味ではなくて、それであんなにも感動できるんだと確認してる。

[aukusoe]

消えとる

[suginoy]

カタルシスを生み出す秘密について

[mercury-c]

“「台詞、一行だけ使ってもらえました」と照れながらあおいに話していた。最後の台詞が、おそらくそうなのだろう”

[kkitagawa]

泣ける

[takuwz]

電話ワロタw

[ku_marin]

もう23話って見るだけで泣ける

[a2de]

ガラス越しの表現は気づけなかった

[KoshianX]

ほんとに、ほんとに、夢を叶える物語なんだなと。解説読みながらもう一度泣いてしまった。読めば読むほど読み取れるアニメだなあ

[bml]

ずかちゃんよかったよぉぉぉぉぉ。

[shaw]

23話は本当に素晴らしい回であった。

[t_f_m]

"交互に映せば、それは「これから色が付き、動き出すもの」というモンタージュにほかならない。"

[FTTH]

ああそうか、共有で括れば脚本の方の話とも繋がってくるのか

[snobocracy]

傑作にしてこの名文。

[harapon1012]

名作

[manga_thousand]

ずかちゃん周りの演出分析。緻密に計算されて作られていることが伺えて、ただ感嘆するのみ。

[wackyhope]

なるほどなぁ。本編中で語られたアニメの制作過程や演出・技法が、実際にSHIROBAKOという作品そのもので表現されていると見ることができる。

[iaskell]

アニメを見るっていうのはこういうことだよなあ

[n_231]

ずかちゃんが初本番緊張して失敗するんじゃないかと心配するだけですでに泣きそうだった。 これから最終回に向けて、おいちゃんがどう成長するのかすごい気になっている。

[kana0355]

“その小さな一歩にこれだけの仕掛けを施す。幾重にも敷かれた多層的な構造の向かう先はすべて「ずかちゃん、頑張れ」なのだ。”

[kast]

作劇的には無粋とか蛇足になるだろが、仕事場では無言のやりとりだったのでその後プライベートで彼女たちが会う所を覗き見たい。

[Tonoji]

話的には前期の方が好きなのだが、後期後半は毎回大泣きしながら見てる。

[okbm]

いやほんとこの回よかった。これ見てまた泣ける

[takeishi]

御見事。本当に。

[ornith]

これまでの積み重ねがあったからこそ、ラストの感情の奔流。本当にすばらでした。1話から一気に見返したら、細かな気づきがあっておもしろそう。

[yoshi1207]

最終回は飛ぶ理由を見つけるんだろうなぁ。ホント巧い。中盤の編集部殴り込みの動のカタルシスと終盤の静のカタルシスも、とても対照的でメリハリ効いてた。