原子力規制委員会で原発の再稼働の前提となる新しい規制基準への適合性審査を受けている12原発19基のうち、九州電力川内原発(鹿児島県)1、2号機について規制委による初めての審査書案が近くまとめられる見通しです。しかし、住民の安全を置き去りにするなど規制基準自体の問題点が明らかになっており、「世界で最も厳しい基準」といって安倍政権が、これをテコに再稼働をねらうなど許されません。 (松沼環) 規制基準は、東京電力福島第1原発事故のような炉心溶融を伴う重大事故の際、原子炉格納容器が壊れるのを防ぐために、圧力を下げて放射性物質を放出するベント(排気)を行うとしており、放射性物質の放出が前提です。ところが、事故時の周辺住民の避難計画は自治体任せで、計画の実効性は規制基準の審査の対象になっていません。住民が安全に避難できるのか、この肝心な問題を抜いたまま審査が実施されているのです。 関西電力大飯原発の運
少子化対策のために男女別学――? 川勝平太知事は27日の県議会一般質問で、近く発足する人口減少問題を考える県の有識者会議で高校の男女別学が議論される可能性もあるとの見方を示した。思春期の女子について、「生理学的に男性より早く成熟する。同年齢の男の子より自分の方が成績が高いわけだから、男の子を尊敬するというふうなことがなかなかできにくい」と知事。だから男女交際に発展しないという指摘とみられる。 鈴木智議員(ふじのくに県議団)の質問で、県の人口減少・高齢化社会対策をただした際に答えたもの。 知事は一般論として、「15~16歳から20歳前後までの時期に女性の方が早く成熟するという生理学的、生物学的な現実がある。実際上、学校の成績などに表れる」と主張。また、「特に母親が男の子を甘やかす。なかなかたくましい青年に育たないというようなことがある」などと持論を述べた。
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