5月のなかば、MBCという韓国のテレビ局の方から電話がありました。話を聞くと、昨年の6月ころ、浦項(ポハン)という東海岸の都市を流れる兄山江という川の河口付近から高濃度の水銀が検出されたとのこと。 その後、河口の魚やシジミからも韓国の基準値を超える水銀が検出されたというのです。 韓国国内では大きなニュースになっており、とくに水産が盛んな地元浦項の市民は大きな不安を抱えているというのです。にもかかわらず、浦項市など行政の対応は後手後手で、今だに水銀発生源も突き止められておらず、具体的な対応策も今現在検討中なのだそうです。 MBCの浦項支局では、この問題になかなか腰を上げない行政の背中を押すために積極的にこの問題を取り上げてきましたが、今回、かつて水銀汚染による大きな過ちを経験した水俣を取材し、ニュース番組のなかで<兄山江の水銀汚染、水俣から学ぶ>というコーナーを放映したいと考えている。そのた
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く