CO( 2)(二酸化炭素)の排出量削減を目指す環境省の新規事業に二十七日、土佐電気鉄道(高知市桟橋通四丁目、竹本昭和社長)と県交通(高知市一宮南町一丁目、前田道雄社長)が計画する「公共交通ICカード・エコポイント事業」が採択された。バスや路面電車に共通で利用できる運賃精算のカードシステムをほぼすべての両社車両に導入、利便性向上でマイカーからの切り替えを促進する。CO( 2)削減が世界的な目標となっている中、削減推進の地域モデルとして注目されそうだ。(三浦真裕) 両社を含む民間や行政、大学、NPOなどで構成する協議会が同省の二〇〇六年度委託調査事業で、CO( 2)排出量削減を図る街づくりを検討した経緯があり、今回のICカード事業はその公共交通関連を中心に具体化した。 特徴は電車・バスの乗車距離に応じてポイン トを付与する「エコポ イント制度」を全国で 初めて導入する点。これを利
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