3月25日に発生した能登半島地震で、建物が倒壊するなどの被害を受けた被災地では、余震が続くなか復興に向けた作業が本格化しつつある。 全線で運転を見合わせていた“のと鉄道”(写真1)は、地震発生から5日後の3月30日始発から運転を再開した。同鉄道会社は、最大震度6強を記録した穴水町に本社を置く。 穴水駅前の歩道は、地面が波打ったことでタイルがめくれ上がるなど地震の揺れの大きさを物語っている(写真2)。駅近くの民家では、「外壁落下の危険あり」と判定されたことで、家屋への入退室が制限された(写真3)。ただし、この制限には法的な強制力はない。 のと鉄道によると、穴水駅近辺の25カ所で線路が浮き上がり、運転中止を余儀なくされたという。地震発生の翌日から、バスによる代行運転に切り替えた。「情報システムへの被害は特になかった」(広報担当)という。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く