台風被害で経営継続を断念した宮崎県の第3セクター高千穂鉄道の事業継承を目指す民間新会社「神話高千穂トロッコ鉄道」は10日、緊急取締役会で会社存続を決め、臨時株主総会に提案した。当初は会社存続が危ぶまれていた。 トロッコ会社の最大株主である高千穂町観光協会は「資金難のため国から事業認可を受けるのは難しい」と清算を提案する方針だったが、提案は見送り出資金を引き揚げる見通し。沿線住民らに運行再開への希望が根強く、トロッコ会社の残る株主で事業を続ける。 ただ、高千穂線の運行再開を目指して2億円を目標に募っていた支援金は約3800万円にとどまっている。国土交通省も乗客見込み数の甘さを指摘しており、鉄道事業の認可取得は厳しい状況だ。 再開を目指していた高千穂−槙峰間は今月26日に休止期間が終了するため、高千穂鉄道は27日に九州運輸局に同区間の廃止届を提出する予定。トロッコ会社が廃止届提出後も運行再開を
ポートラム、師走の装い 2007年12月07日 富山市の富山ライトレールの車両「ポートラム」にクリスマス用の飾り付けが施され、1日から運行を始めた。25日まで。 装飾されたのは、車体のメーンカラーが7色あるポートラムのうち、赤と緑のクリスマスカラーの二つ。車内にも、11月下旬に地元住民や子供たちが作ったリースを飾り、クリスマスソングが流れている。「乗って楽しくなる電車を目指す」と、富山ライトレール。
平成17年4月のJR福知山線脱線事故直後にJR西日本が定めた再発防止策に代わる新たな安全計画の策定に向け、外部有識者が意見を出し合う「安全推進有識者会議」(座長・井口雅一東京大名誉教授)の3回目の会合が10日、大阪市内のホテルで開かれ、国の基準にとらわれない「先手の安全対策」の必要性などを盛り込んだ新計画の骨子をまとめた。 現行の再発防止策に当たる「安全性向上計画」では、懲罰的な日勤教育の見直しやATS(列車自動停止装置)の整備などを挙げたが、大半はすでに実施されている。新計画では、カーブ付け替えなど施設変更前に事故のリスクを評価する「リスクアセスメント」の手法を取ることや、利用客にも協力を求めることなども新たに盛り込み、引き続き「安全を最優先する企業風土の構築」を目指す。 公表された骨子によると、新計画は全4章で構成。第3章に現状の課題認識として「福知山線列車事故からの重い教訓」と明記し
日本初のモノレール開業50周年 上野動物園 2007年12月11日 東京・上野動物園のモノレールが12月17日、開業50周年を迎える。日本初のモノレールとして、長年、親子連れらに親しまれてきた。動物園では15日、開業時の記録映像を上映するなど、記念イベントを開く。(アサヒ・コム編集部) チンパンジーのテープカットで開業 開業記念で乗車したチンパンジー 通過中の都電の上を走る初代モノレール 開業前に作成されたイメージ図 建造中の初代モノレール 4代目、現在のモノレール 上野動物園モノレールは、遊戯施設ではなく、鉄道事業法に基づいた公共交通機関。東京都交通局が営業運転を行い、園内の東園駅と西園駅を結んでいる。 1957年12月17日の開業日には、チンパンジーが記念乗車し祝った。初代の車両は、丸みを帯びたデザインで、どこか未来的。懸垂型の車両が空中を走る様は、新しい時代のシンボルとして注目を集め
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