公開された旧姫路モノレールの車両=兵庫県姫路市の手柄山中央公園旧姫路モノレールの車両を見に大勢の人が訪れた=兵庫県姫路市の手柄山中央公園 昭和40年代、兵庫県姫路市が8年間運行した旧姫路モノレールの車両が15日、35年ぶりに旧手柄山駅舎の格納庫から出され、1日限定で一般公開された。 モノレールは市内で開かれた博覧会に合わせて開業し、3両編成で姫路駅と手柄山中央公園の1.8キロを5分で結んだ。しかし、乗客が増えず、74年に運休された。 市は2年後、手柄山中央公園内の旧駅舎を水族館などに改修し、車両も展示する予定だ。この日の公開は事前PR。ジュラルミン製車両は現役当時のままで、「第二の発車」はいつでもオーライだ。