弘南バスは、2月25日の日曜日に1日限りで路線バス全線100円均一キャンペーンを行った結果、乗車数が前週と比べて60%増えたと29日、明らかにした。同社は、潜在的なバス需要があることが分かったとして手応えを感じている。
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弘南鉄道(本社青森県平川市)は27日、県に対し、弘南線(弘前-黒石)への追加の財政支援を要望した。物価高騰や新型コロナウイルスの影響で「自助努力だけでは安全運行の維持が困難」と窮状を説明。昨年のレール摩耗による長期運休で補修費などの一部を負担した沿線自治体への補助や物価高騰に伴う経営悪化への支援を求めた。成田敏社長らが県庁を訪れ、宮下宗一郎知事に要望書を手渡した。
弘南鉄道(本社青森県平川市)は21日、県に対し、弘南線(弘前-黒石)への追加の財政支援を求める考えを明らかにした。昨年のレール摩耗による長期運休で補修費などの一部を負担した沿線自治体への補助や、物価高騰に伴う経営悪化への支援を求める。
青森県五所川原市が津軽鉄道(同市)への支援策として長年行ってきた固定資産税の課税免除を、2024年度の1年に限り延長する方針を決めたことが9日分かった。市は当初、本年度限りで免除を打ち切る意向を示していたが、方針を転換した。15日の臨時市議会に関連議案を提出する。
黒石高校情報デザイン科2年生31人による近隣自治体の企業や店舗などの広告が完成、掲示された弘南鉄道弘南線(弘前-黒石)2両1編成が、2月1日から運行する。商品を前面に出しインパクトがあるものやイラストで心和ませるものなど力作ばかり。生徒たちは「色鮮やかで壮観。見て楽しんでほしい」と話している。
弘南鉄道は27日、昨年8月の大鰐線脱線事故やレール摩耗による大鰐・弘南両線の長期運休で、国土交通省東北運輸局から7項目の改善を指示されたことを受け、青森県平川市の本社で記者会見を開いた。レール摩耗に関する年1回の定期検査について同社側は、現場の担当者が、週1回の線路巡視で摩耗に気付いたレールを計器測定しているため、目視だけでいい-と独自に判断していたと説明。上層部はそれを把握しておらず、安全管理が現場任せだったことを認めた。
昨年夏以降、脱線事故やレール摩耗により長期運休が相次いだ弘南鉄道(本社青森県平川市)が少なくとも過去3年間、鉄道施設の定期検査の際にレールの摩耗をポイント(レールの分岐点)以外は計器で測定せず、専ら目視で確認していたことが23日、国土交通省東北運輸局への取材で分かった。同運輸局は同日、同社に7項目の改善を指示した。
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