ブックマーク / d.hatena.ne.jp/JD-1976 (4)

  • 伊藤隆敏氏のインフレ目標 - 事務屋稼業

    日の日経新聞「経済教室」で、伊藤隆敏氏がインフレ目標政策について論じている。多くの方々の目にとまった記事ではあるだろうけれども、備忘録の意味をこめて内容をご紹介しよう。 伊藤氏はまず、2008年9月以降の金融危機に対応するため、欧米各国が中央銀行のバランスシートを急激に拡大させたこと、そしてその際、望ましいインフレ率として2%近くを意識していたことを指摘する。日銀、欧州中央銀行(ECB)、FRBはインフレ目標政策を公式には採用していないが、望ましいインフレ率については、ECBは「2%以下だが、2%に近い数字」、FRBも「1.5〜2%」とだいたいおなじ数字をあげている。日銀は2009年12月に「中長期的な物価安定の明確化」として「CPIの前年比で2%以下のプラス領域にあり、委員の大勢は1%程度を考えている」と発表した。 しかし、いまやインフレ目標政策には「その限界がみえた」との批判がある。

    CavalleriaRusticana
    CavalleriaRusticana 2010/04/16
      「1.5%以上の高めにしておけば、ゼロ金利におちいる可能性が減る。4%ではコストが高くつき、インフレスパイラルにおちいる可能性が高い、という理由だ。」
  • だいじなことだけを伝えよう―『経済は損得で理解しろ!』 - 事務屋稼業

    書店でパラリとめくってみて、その体裁に「えっ? 飯田泰之やっちゃった?」と一瞬ひるんだものの、意を決して購入。オビについては事前情報があったので、うむ、これはたしかに、しかし、まあ……という程度の感想だったんだが。 正式タイトルは『世界一シンプルな経済入門 経済は損得(ソントク)で理解しろ! 日頃の疑問からデフレまで』。内容はこの長い長い書名のとおり。印象としては、『経済学思考の技術』を徹底的にかみくだいて、中高生が読んでものみこめるように再構成した感じ。そのため、日頃から経済論議に関心を寄せていて、経済学の教科書なんかも読んでいて、著者の主張もひととおり見聞しているような人は、物足りなく思うかもしれない。それはまあ言ってみれば想定された読者層とのズレであって、書の欠陥ではない。 『損得』は全7章から成っている。こころみに目次をご紹介しよう。 プロローグ 第1章 経済学って何ですか? 1

    だいじなことだけを伝えよう―『経済は損得で理解しろ!』 - 事務屋稼業
    CavalleriaRusticana
    CavalleriaRusticana 2010/03/15
      書評 > 「素朴な疑問をもつ人がいたら、上念司氏の『デフレと円高の何が「悪」か』とともに、この本をおすすめしてあげましょう。そこらの自称入門書よりは、はるかに有益だと思われます。」
  • 飯田語録―『日曜討論』(後編) - 事務屋稼業

    引きつづき『日曜討論』より、飯田泰之語録。 「これってNHKの著作権侵害じゃね?」というのは自分でも薄々感じてはいるのですが、あくまでも公共の福祉のための「引用」とみとめていただけないかしらん、と思っています。申すまでもなく、当エントリの文責は私にあります。なお、飯田先生の許可を得たというのは、あくまでも道義的に「仁義を切った」ということであって、著作権に関する問題が法的にクリアされているかどうかは別だというのは、承知しております。深刻な法的問題があるようなら、当エントリは即刻削除させていただきます。あしからず。 どうする財政再建 財源の付け替えだと、結局はプラマイゼロになっていく。財政再建をやるときに、現行の政権はどうしても増税による財政再建という方向に進みがちなんですよね。そうではなくて、もっと将来の成長戦略を描くことで、税の増収による財政再建というビジョンを持っていかないと、ジリ貧に

    CavalleriaRusticana
    CavalleriaRusticana 2009/09/08
      う゛~ん、・・・。  「これだけ減税しても日本企業の競争力が下がるひとつの大きな理由は、円がちょっと高すぎること」
  • 飯田語録―『日曜討論』(前編) - 事務屋稼業

    NHK『日曜討論』に飯田泰之先生がご出演ということで、録画しておきました。いつもは裏のDB改を録っているのですが、DBのほうは家族そろってリアルタイムで見たのです。ベジータはこんなにも余計なことをペラペラしゃべるキャラだったのかと再発見して驚いたり。 閑話休題。せっかく録画したので、飯田先生の発言のみをひとまず前半部分だけ文字起こししてみました。飯田先生のお許しを得て、ここにupいたします。なお、字句にはなるべく正確さを期しましたが、発言の主旨を損なわない程度に一部の言い回しに手をくわえさせていただきました。 政権交代をどう見るか 実際、政権交代そのものは、政策――経済政策もそうですし、その他の政策についても、方向性をかえる大きなチャンスではあると思います。しかし、そのなかで出てきている政策というのが、比較的いまの時点では選挙対策用というイメージが強くて、これから、このうちどれを実行して、

    CavalleriaRusticana
    CavalleriaRusticana 2009/09/07
      飯田氏の許可を得て文字起こしを掲載とな。 マクロ経済政策についての言及があるが、藤井氏が、やんわりと助け舟のような施策を打ち出すような気がするが。 麻生時代ほど大々的でないだけだと思うが。
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