台湾というとアジア特有のゴチャゴチャを想像されると思う。 実際、地上はゴチャゴチャだ。カオスと言ってもいい。大通りは21世紀だが、ちょっと路地に入ると19世紀が残っている。昭和初期の下町みたい。建物だけじゃなく人間もそんな感じ。昭和初期的オジオバが闊歩している。 でも、地下に潜るといきなり未来的だ。ボクにはこの鮮やかな対比が実に印象深かった。日本がずっと遅れて感じられる。そのくらい進んでいる。 台湾の地下鉄(MRT:Mass Rapid Transit)は、まぁまだ出来たてということもあるが、実にキレイで効率的だ。ざっと特徴を上げてみると、 地下鉄構内がものすごく広くてわかりやすい。抜群に清潔でキレイ。デザインや間接照明も美しい。 切符がプラスチック製のコイン(子供銀行みたいなヤツ)で、紙のに比べて使い回しがきき環境に優しい。デザインも可愛い。 電車の待ち時間が秒単位で表示され、しかも正確