IOzone は、ファイルの大きさの違いによってレコードの入出力速度がどう変化するかを調べることでファイルシステムのパフォーマンスを測定するベンチマークプログラムである。IOzoneを使用すると、Bonnie++で得られる読み取り、書き込み、再書き込みの測定値よりも詳細な情報を得ることができる。IOzoneはファイルの入出力性能が期待したほど引き出されていないような領域を見つけるのに向いている。 IOzoneの入手方法だが、openSUSE 10.3ではワンクリックインストールで提供され、Ubuntu Hardyではmultiverseリポジトリにて提供される。また、Fedora 9では標準リポジトリに収録されている。 IOzoneを簡単に起動するには、-aオプションを付けて完全自動モードにするとよい。その際、-gオプションでファイルサイズの上限をシステムのメインメモリサイズの2倍に設定す
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