GRETECHは6日、同社が提供する動画再生ソフトウェア「GOM Player」の正規アップデート時に一部ユーザーがウイルスに感染する事例が生じたことについて、調査結果を発表した。アップデートサービス自体は7日から再開している。 今回のウイルス感染は、GOM Playerのアップデート時に一部ユーザーが別のサイトへ誘導され、GOM Player日本語版のインストールプログラムを装ったマルウェアがダウンロード・実行されたもの。1月23日にセキュリティ会社ラックが注意喚起し、その後国立がん研究センターなどが本件によるウイルス感染被害などを公表していた。 GRETECHでは、米国ニューヨークに所在する本来のアップデートサーバー(app.gomlab.com)が不正アクセスを受け、第三者サイトに不正に誘導されたと説明。不正誘導の期間は、従来発表していた2013年12月27日より1カ月早い、2013