この項目では、SFに登場する超光速通信技術について説明しています。ソフトウェアについては「Ansible (ソフトウェア)」をご覧ください。 アンシブル(Ansible)とはアーシュラ・K・ル=グウィンのSFシリーズ、ハイニッシュ・ユニバースに登場する超光速通信技術。1966年出版の『ロカノンの世界』で初出。 名称の由来についてははっきりしていない。ル=グウィンの作品『闇の左手』を引き合いにして「レズビアン(Lesbian)のアナグラムではないか」と推測する人もいるが、初出となった『ロカノンの世界』にはそのような傾向はなく、またル=グウィンがインスピレーションを得たというようなことも確認されていない。2001年にDave Goldmanが発信したUsenetのメッセージではGoldmanがル=グウィンに問い合わせたところ、Answerableのもじりであるという回答を得たとされている[1]