前回記事:事実!日本人の「買物欲」は衰えていなかった あるモノに対して「欲しい」と思っても、8割近くの人がその買物欲を忘れ、失ってしまう──。今、日本で世代を問わず見られるそんな現象を、私たちは調査によって確認した。そして、その現象に「欲求流去(よっきゅうりゅうきょ)」と名前を付けた。 では実際、買いたいという欲求はどんなきっかけで流れてしまうのか。今回の調査では、欲求流去のきっかけとして考えられる23項目について被験者にアンケートを実施。その中でより共感を得たトップ5を紹介したい(詳細は、欲求流去実態調査にも記載)。 「買物タイミング」をつかみ損ねる現代人 1位:欲しいと思った後、色々な情報に接するうちに、買いたい気持ちが弱まってしまった もともと情報増によって起こった欲求流去の現象だけに、やはりこの項目がトップに来た。しかし2位以下に目を転じると、直接的な情報だけが原因というわけでない