「卓球のように見えて、卓球ではない」 検討すべき点の多さこそ、面白さの源泉 「馬鹿馬鹿しさ」を超えて人気に 箱ティッシュのような見た目ながら、理系学生からの信頼が厚い「キムワイプ」。研究の現場では、定番の拭き取り用紙として愛されています。この製品をラケットとして用いる「卓球」が、一部大学でひそかに流行していることを知っていますか? 驚くべきは、その内容です。公式ルールが存在せず、卓球台を使う必要すらないという自由さ。競技に関わる研究成果を、学会さながらに発表し合う催し。独自の発展を遂げたスポーツの、シュールで奥深い世界に迫ります。(withnews編集部・神戸郁人) 第二次世界大戦中に誕生 そもそも、キムワイプとは何なのでしょうか? 製造元企業は日本製紙クレシア。「クリネックス」「スコッティ」といった、おなじみの箱ティッシュも作っています。同社によると、キムワイプは「産業用ワイパー」の一種
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