タグ

童話に関するCrowserのブックマーク (6)

  • 本と活字をめぐる読み物 クラムボンの正体:「やまなし」読解

    クラムボンとは、何なのでしょう。 と、毎年、全国の小学校の国語の時間で、必ず問われているわけである。(注) そのたびに、 「はーい、仲間の蟹だと思います」 「はーい、タケダさんの意見は、違うと思います、泡だと思います」 「はーい、ナカノさんの意見も、違うと思います、光だと思います」 などと、十年一日のごときワンパターンな討論が繰り返されることになるのだが、いやはや、だから国語の教育はダメだというのだ。 泡とか光とか、エッ、そりゃ、何だよ。文中のどこにも書いてないことを想像たくましくでっち上げることばかりが、国語ではないのだ。妄想力を強化するのもいいが、もっと文に即して、客観的に事実を検証する、そんな力を身に付けるのも、子供にとって大切なことなのではないのか。 たしかに、文中には、 「そのなめらかな天井を、つぶつぶ暗い泡が流れて行きます。」 「つぶつぶ泡が流れて行きます。蟹の子供らもぽつ

  • あのときの王子くん LE PETIT PRINCE アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ  Antoine de Saint-Exupery 大久保ゆう訳

    ぼくが6つのとき、よんだにすばらしい絵があった。『ぜんぶほんとのはなし』という名まえの、しぜんのままの森について書かれたで、そこに、ボアという大きなヘビがケモノをまるのみしようとするところがえがかれていたんだ。だいたいこういう絵だった。 「ボアというヘビは、えものをかまずにまるのみします。そのあとはじっとおやすみして、6か月かけて、おなかのなかでとかします。」とには書かれていた。 そこでぼくは、ジャングルではこんなこともおこるんじゃないか、とわくわくして、いろいろかんがえてみた。それから色えんぴつで、じぶんなりの絵をはじめてかいてやった。さくひんばんごう1。それはこんなかんじ。 ぼくはこのけっさくをおとなのひとに見せて、こわいでしょ、ときいてまわった。 でもみんな、「どうして、ぼうしがこわいの?」っていうんだ。 この絵は、ぼうしなんかじゃなかった。ボアがゾウをおなかのなかでとかしてい

    Crowser
    Crowser 2011/09/29
    青空文庫形式にて公開。「あとがき」が優れた翻訳論として読み応えあり。 図書カード:http://www.aozora.gr.jp/cards/001265/card46817.html
  • 山形浩生訳「鏡の国のアリス」 : Through the Looking Glass: And What Alice Found There

    無垢で曇りなき眉と 不思議の夢見る瞳の子よ! 時は駿く、我ときみとは 半生の歳の差があろうとも きみの愛しきほほえみは確かに 愛の贈り物たるおとぎ話を勝ち得るはず きみの輝かしい顔も見ず 銀の笑いも耳にせず きみの若き人生の将来に 我が思い出の居場所もないはず―― でもいまのきみが、我がおとぎ話にさえ 耳を傾けてくれれば十分 別の日、夏の日差し輝く頃 始まりし物語 ボートを漕ぐリズムに あわせた簡単なチャイム そのこだまがいまも記憶中に生きる ねたむ月日が「忘れよ」と言おうとも では聞きなさい、辛辣な報せを携えて 恐怖の声がやってきて 歓迎されぬ寝床に 憂なる乙女を召還する前に! 愛しい人、われわれもまた年老いた子供にすぎず 就寝時刻の接近を嫌うのだ 外では霜と目も開かぬほどの雪 吹き荒れる気まぐれな嵐風の狂気 室内では暖炉の赤い輝きと 子供時代の喜びの巣 魔法のことばが汝をしっかり捕ら

  • 『ハヤテのごとく!』児童文学説。 - Something Orange

    ハヤテのごとく! 1 (少年サンデーコミックス) 作者: 畑健二郎出版社/メーカー: 小学館発売日: 2005/02/18メディア: コミック購入: 2人 クリック: 75回この商品を含むブログ (383件) を見る ハヤテのごとく! 14 (少年サンデーコミックス) 作者: 畑健二郎出版社/メーカー: 小学館発売日: 2008/01/12メディア: コミック購入: 2人 クリック: 102回この商品を含むブログ (170件) を見る うー好きだ。アニメも好きだが、やっぱりマンガはさらに面白い。 ・・・・この作品って、何度も感想書いているけれども、さっぱり何が面白いのか分析できないんだけれども・・・というか、言葉にならないんですよ。けれど、ほしくてほしくて買っちゃうし、読後感も、凄い満悦な感じになる。 なぜなんだろう?(笑)。 誰か教えてほしい。 僕を納得させてくれる説明理由を!。 プリー

    『ハヤテのごとく!』児童文学説。 - Something Orange
  • 山形浩生訳「不思議の国のアリス」 : Alice's Adventures in Wonderland

    Alice's Adventures in Wonderland ルイス・キャロル 著 翻訳: 山形浩生<hiyori13@alum.mit.edu> 挿画:ジョン・テニエル(画像はpng形式なので、一部のブラウザではQuicktimeなどpng対応プラグインが必要かも) PostScript+tar+gzip版はhttps://genpaku.org/alice01/alice01j.tgz pdf版はhttps://genpaku.org/alice01/alice01j.pdf テキスト(sjis)版はhttps://genpaku.org/alice01/alice01j.txt © 1999 山形浩生 プロジェクト杉田玄白 正式参加作品。詳細はhttps://genpaku.org/を参照のこと。このworkは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされている。 著

  • バイキンマンは本当はバイキンマンではないんだよ:ぁゃιぃ(*゚ー゚)NEWS 2nd

    http://society6.2ch.net/test/read.cgi/gline/1223741288/ 63 名前:チーズ[] 投稿日:2007/01/12(金) 19:20:48 ID:kEZ3+w8e バイキンマンは当はバイキンマンではないんだよ。 ジャムおじさんが初めてパンの擬人化に成功した初号機・ジャムパンマンだったのだ。 しかし彼には致命的な欠陥があった。全身がパンで出来ていたのであった! そのことに気づいたのは、雨の続くある日のこと。彼の体は少しずつカビに侵されていた! 新しいモノを造ればいいのだが、それは全く別のモノ。記憶や思いまでは受け継ぐことは出来ない。 このまま朽ちていくしかない・・・そう告げられたジャムパンマンは 降りしきる雨の中、工場を飛び出して行った。 ジャムおじさんは今回のことを教訓に、体に脳となる部分を内臓し、 パンのエネルギーで動くパン用人型決戦兵

  • 1