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2013年6月3日のブックマーク (2件)

  • 米国の後ろでもたつく欧州

    (英エコノミスト誌 2013年5月25日号) ユーロ圏の回復――あるいは衰退――までの長い道のり ヨーロッパ人はとかく、欧州の危機を米国のせいにしたがる。しかし、数字を見ると、ユーロ圏が危機対応を誤ったことは明白だ。成長を取ってみよう。米国の経済生産は危機前のピークを超え、成長している。一方、ユーロ圏はまだ失地を回復できず、縮小している。 失業率はどうか。2009年には、大西洋両岸の失業率はともに10%だったが、現在は米国の失業率が8%を下回るところまで低下したのに対し、ユーロ圏では12%超まで跳ね上がった。要するに、ユーロ圏は設計がお粗末で、欧州の緊縮財政は厳し過ぎたということだ。 衰退をい止められなければ1980年代の中南米に 指導者の無能さのツケを失業者が払わされている〔AFPBB News〕 欧州経済が入院患者だったら、医師は医療過誤で訴えられているかもしれない。欧州では、リーダ

    Cru
    Cru 2013/06/03
    ほほう."正しい政策は、生産性を引き上げ、賃金を引き下げるための構造改革だ"。これがEconomist誌の本音か。引き上がった分の生産を誰が購買するの?国内金持と外国人の福祉に資す?自国の経済力にすら関心がないらしい
  • アベノミクスの本当のリスクは「行き過ぎ」

    (2013年5月31日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 5月第4週までは、アベノミクスの中核を成す浮揚策が完璧に機能しているように見えた。バブル期の典型的な尺度であるゴルフ会員権は値上がりした。株式市場も上昇し、半年間の上げ幅が70%に上った。家庭向けの電気料金も値上がりした。言い換えると、資産価格のインフレと現実世界のインフレがついに定着するかに見えた。 だが、今の日は奇妙だ。日銀の一部関係者は、2%のインフレ目標は野心的過ぎて達成できないのではないかと心配している。市場は、今も昔も日にとって唯一の成長エンジンである輸出の格回復をもたらすほどには円安が進まないかもしれないと懸念している。 5月下旬の日株急落のきっかけは、FRBの量的緩和縮小観測だった〔AFPBB News〕 しかし、量的緩和の「修正」に関する米連邦準備理事会(FRB)のベン・バーナンキ議長の最近の発言を受け、日

    Cru
    Cru 2013/06/03
    生産工場の海外流出、非正規雇用比率の高まり、エネルギー輸入による貿易黒字の消滅は全部リフレにマイナスに働くだろうね。貿易赤字下の「異次元」緩和の顛末予測に関してはFTのお膝元、BOEの超緩和が先例になるかも